夏休みが近づいてきましたね。夏休みの思い出作りはどのようなものを考えていますか。 夏にしかできないことはたくさんありますが、虫取りもその1つです。特にカブトムシやクワガタは7~9月に孵化して野外に出てくるので、夏休みにちょうどたくさん採集できるチャンスです。 今回はカブトムシとクワガタの捕まえ方や飼育方法についてご紹介します。


■カブトムシとクワガタはどこにいるのか

彼らは木の樹液を吸っているというイメージがあると思いますが、そのイメージ通り樹液が出ている木に生息しています。標高が高い場所にある山林よりも平地よりの山林や雑木林に生息しています。 特性としては、カブトムシは夜行性でクワガタは昼行性です。カブトムシを採集するなら夜間、もしくは明け方です。明け方も5時、6時頃まで活動しているので、採集しやすいです。クワガタを採集するなら日中がお勧めです。 注意点としては、カブトムシやクワガタが集まっている木にはススメバチの巣があることが多いです。スズメバチも同じく樹液を餌としているからです。昼間だとススメバチが活発に動いている時間帯なので危険です。できるだけ、昼間のうちに目星をつけておき、採集は明け方もしくは夜に行うことをお勧めします。 山林や雑木林以外にも集まる習性があるのが、明かりがある場所です。昆虫は光に向かう習性があり、このことを「走光性」と呼びますが、同じようにカブトムシやクワガタにも走光性があり、街灯や店の明かりに集まってきます。