近づく出産予定日。赤ちゃんに会いたい気持ちは増すばかりで「準備は完璧かな?」なんてそわそわしているママもいるのではないでしょうか?これから赤ちゃんがママと毎日過ごすお部屋を、快適にするために赤ちゃん目線のお部屋作りをご紹介します。
生まれたての赤ちゃんのベビーベッド、どこにしたらいい?
生まれたての赤ちゃん。いつもママの気配を感じたくてたまりません。
ママだってできるだけ目を離したくないもの。
赤ちゃんのお世話をしながら、家事もこなすことを考えると日中はリビングなどママが一番いるお部屋で一緒に過ごせるのがいいですね。一角にベビーベッドを置いて赤ちゃんの居場所にしてあげれば、いつでも見守ってあげることができます。
家事などでバタバタしてしまうし物音でびっくりさせたくないと思うならば、寝室など離れた場所にベビーベッドを置くのもいいでしょう。その場合は、ベビーモニターなどを設置して、ママが赤ちゃんの様子を確認できるようにしておきたいですね。
死角対策にハイローチェアやバウンサーを利用
育児をしながら家事をこなすママにとって、赤ちゃんから全く目を離さないということは難しいもの。いくら、目の届きやすい場所に赤ちゃんの居場所を作っても、ちょっとしたものが視界をさえぎって赤ちゃんがよく見えないということもあります。
そんな時はハイローチェアやバウンサーなどを使って、家事をしているママの近くに赤ちゃんがいられる環境を作ってあげてはいかがでしょうか。お互い見える位置にいられるので、ママも赤ちゃんも安心です。
ハイローチェアやバウンサーはお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合、はしゃいで赤ちゃんにぶつかったり、間違って倒れこんでしまったりという事故の防止にもなります。
赤ちゃんがいる場所の温度は快適に
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節が上手にできません。そのため、室温の管理にこれまで以上に配慮が必要です。室温は夏場なら26℃~28℃、冬場なら20℃~25℃くらいが目安です。
エアコンや暖房で赤ちゃんにとって、快適な温度が保てる環境を用意しておきましょう。床にベビー布団を敷くと、大人が感じている以上に冷えていることがあります。また、窓が近いと直射日光で暑くなっていたり、冬場は部屋の中心部より冷えていたりします。
自分で動くことができない乳児期は、ママが赤ちゃんのいる場所の温度を適切に保ってあげることが必要です。
赤ちゃんがしっかりお昼寝できるカーテンにする
赤ちゃんのお昼寝時、お部屋を少しでも暗くしてあげられる環境があるといいですね。
大人でもあまり明るい光があるところでは眠りにくいですよね。赤ちゃんも同じです。
寝ている赤ちゃんに近い窓だけでも、落ち着いた色味のものや遮光効果のあるようなカーテンにしてはいかがでしょうか。落ち着くし、しっかり寝てくれます。
簡単に取り付けられるロールカーテンなども、必要な時に光をさっとさえぎることができるので便利ですよ。まだまだ寝ている時間が多い赤ちゃんに、室温だけでなく明るさもコントロールして快適に過ごせるようにしてあげましょう。
スムーズな育児のために赤ちゃんグッズの置き場所を工夫
赤ちゃんの身の回りのお世話グッズは、こまごまとしたものが多くあります。おむつ替えのセット、調乳グッズ、綿棒やベビーローション類など。これらが適材適所にあれば、お世話も楽になります。
調乳グッズはキッチンへ、入浴グッズはお風呂場へひとまとめにしておきましょう。準備をしている最中に泣かれてしまうと、焦ってしまいがち。そんな時にさっと取り出しやすい工夫もしておきたいですね。
使用場所が決まっていないものは、さまざまな場所に置いてあると、ママはその度に動き回ることになりますので、バスケットなどに入れてひとまとめにしておくのがおすすめです。他の部屋に移動する時もそのバスケット一つ持って行けばいいのでとても便利です。
よく使うおむつ替えのセットは、その中でもさらに小分けにして、小さいカゴや箱に入れておくのもおすすめです。持ち運ぶものが最小限ですみます。
赤ちゃんの成長を見越して、お部屋の危ないところ・危ないものをチェック
寝ているだけの赤ちゃんも、手足をバタバタさせているうちに思いのほか移動していたという話もよく聞きます。赤ちゃんの成長は早いもので、昨日までできなかったことができるようになっていることもあります。
まだ、動くことができないからと安心せず、先を見越したお部屋作りをしておきましょう。
家具などの角はクッション材などで保護しておくと安心です。お座りしたりハイハイするようになったら、ますます予想外のものにぶつかったりするので、早いうちから準備しておくといいでしょう。
ハイハイをはじめると、一気に視野が広くなって色々なものに手を伸ばし始めます。気になるものがあったら一目散にハイハイしていく赤ちゃんはとてもかわいらしいですが、その分ママもますます目が離せなくなります。コンセントや兄弟が遊んでいる小さいおもちゃなど注意が必要です。ドアの間に指を挟んでしまうのも、よく耳にする事故。
こんな思わぬ事故を防止するために、事前にクッション材やストッパーを取り付けておきましょう。赤ちゃんの口に入るような細かいものは、出産前から手の届かないところに置くよう習慣づけましょう。
まとめ
赤ちゃんを迎えるにあたって、快適なお部屋作りのポイントをご紹介してきました。産後は育児や家事に追われてバタバタしがちになります。出産前に、赤ちゃんが快適に過ごせる準備をしておくと赤ちゃんとともに過ごすようになってから、余裕をもてますよ。