「都会の高層マンションもいいけれど、古民家でノスタルジックかつ大自然の雰囲気の中で生活してみたい……」 と、テレビや雑誌などで紹介されている古民家の暮らしに、憧れを抱いたことはありませんか? 古民家は一般的な戸建てやマンションと比較しても低価格で販売されているケースが多いです。なかには、田舎などに広い土地付きで数百万円といった格安価格で売られていることも。しかし、家が老朽化している以上、想定外の修繕費がかかってしまうこともあります。 古民家を購入して実際に住むにあたってのメリットとデメリットを解説していきます。
古民家で田舎暮らしを始める3ステップ
理想的な古民家に出会うためには大きく分けて3ステップ必要になります。
Step1.移住候補地に関する情報収集、実際に足を運ぶ
まずはインターネットや、田舎暮らしをメインとした雑誌などでリサーチして候補地を絞っていきます。絞れたら、候補地の市町村が用意している制度に関して問い合わせてみましょう。「定住支援制度」や「空き家バンク」などといった制度があります。移住するのでしたら、こういう制度もしっかり活用したいところ。
加えて、その土地に移住した方のブログやその土地のアンテナショップなどで、生の口コミを聞いてみるとよりどんな土地なのかイメージがつきやすいですね。実際に古民家を探す際に、古民家再生に尽力する組織もあるので、そういった組織に相談してみるとより理想的な古民家に出会いやすいでしょう。
Step2.休日などを利用して、その土地に足を運んで地域になじんでいく
現在では地方や田舎への定住者を優遇してその土地を活性化するためにいろいろな取り組みを行っているところも多いです。 田舎暮らしの体験施設に宿泊してみる、その土地のお祭りに参加、地元主催のグリーンツーリズムで地域の方々と交流するなど、そうやってその土地になじめそうかどうかじっくり検討してみてください。地元の住民の方々とも仲良くなれて一石二鳥です。
Step3.実際に移住する具体的なプランを練る
住みたい土地が決定したら、実際の移住プランを立てていきましょう!この際、地元の市区町村が移住を斡旋するための相談窓口を探して、そこに相談するのがおすすめです。Webサイトに相談窓口を設置している地域もあるので、そこで具体的なプランを相談していきましょう。