子どもを育てるうえで欠かせないのが「情操教育」。家庭によって教育方法は違いますが、世の親たちはどのようなことに気をつけているのでしょうか? そこで今回は、ネット上に寄せられた“情操教育の際に意識していること”をピックアップしてみました。
「ポジティブ思考になってほしい」と願う親が続出
まず目についた“意識していること”は、「ポジティブ思考になってもらう」です。具体的な教育方法を見ると、「ネガティブな発言を控えてる。前向きになれるワードをできるだけ使ってます」「苦手なことから逃げないでほしいから『チャレンジしてみよう』ってよく伝えてるよ」「ミスした後は優しくフォロー。子どもが失敗を恐れないように心がけてます」などのコメントが。
しかし“怒らない”を意識している親には、「褒めるだけではダメ!」と反対意見も多数寄せられています。「優しい言葉をかけるのも大事だけど、時にはきつく叱るべき。怒られた経験がないと打たれ弱いメンタルになるよ」「子どものミスを指摘して、反省と改善を心がけさせるのも重要だと思う」といった声も少なくありません。
ポジティブ思考を育む以外にも、「相手を思いやる気持ち」や「感受性を豊かにする」などを意識している親もチラホラ。例えば、「相手の気持ちを考えられる大人になってほしいから、ペットのお世話を任せる。『もうすぐエサがなくなるよ』『体調がよくないみたい』と自発的な行動が増えた気がします」「想像力を養うために絵本をたくさん読み聞かせました。思いやりは想像から始まる気がするので」との意見も上がっています。