近年、学校の授業だけでは難しいということもあり、塾に通っている子どもたちはたくさんいます。現在では2人に1人が塾に通っているといった状況なのです。塾に通っている子ども自体は2013年ごろから減ってきているのですが、これは少子化の影響ということになります。 しかし、最近になって学校以外での勉強に対する考え方に、変化がみられるようになってきています。それがタブレットによる学習です。そこでタブレット学習にはどのようなメリットがあるのか、ご紹介します。


■タブレット学習とは

従来の塾とタブレットの大きな違いは、使用する教材が教科書などの紙媒体からタブレットに代わるという点です。1つの教科につき、最低1冊の教科書が必要となるのですが、タブレットであれば1台だけで済みます。 教科がいくら増えてもタブレットは1台だけで、教科書と同じ内容を網羅することができます。パソコン等でも同様のことは可能になるのですが、大きな違いはその操作性です。 パネルをタッチするだけでさまざまな機能が使用でき、ページ送りもスワイプするだけですから、教科書をめくるような感覚で使用できるのです。 小学校などでもタブレットが導入されて来ているので、自然な流れということも言えそうです。学校での導入の場合、目的が少し異なり、コンピューターに慣れるといったことや、プログラムの知識を学ぶといったこともあるようです。