お出掛けに便利なベビーカーですが、便利過ぎてなかなか卒業できなかったり、卒業するタイミングが分からなかったり、家庭の事情で卒業できなかったりしますよね。 そもそも、近年では丈夫で長く使えるベビーカーが多数販売されていて、最長では4歳頃まで使えるベビーカーもあります。 年齢とともに体重制限もありますので子供によって違いますが、ベビーカーにはメリットとデメリットがあり、子供の成長にも関わってきます。 メリットとデメリットを踏まえて、使い分けと卒業のタイミングが分かるようにしたいですね。


■実は減ってるスキンシップ!

ベビーカーを使う時期は、A型のベビーカーでしたら生後1カ月から使えますし、B型のベビーカーでも生後7カ月から使えます。 ベビーカーを使う理由は家庭によってさまざまで、子供がたくさんいるから、腰痛があったり胃腸が弱くて子供を抱くことを医者に止められているから、子供に発達障害があって歩かせるのが危険だから等、どうしてもベビーカーを使わなければならない理由と、子供が寝てしまうから、買い物袋を持っているのに抱っこをせがまれたりして大変だから等の理由があるでしょう。 子育てをしていなければ、子供を連れての買い物がどれ程大変か分かってもらえませんよね。子供は大人と同じようには歩けませんし、急に走りだしたりして思いもよらない行動をします。 そんな時や抱っこができない時に助かるのがベビーカーですが、お母さんと赤ちゃんが離れているのでスキンシップは減っているのです。 赤ちゃんには、お父さんやお母さんとのスキンシップで得られる「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」というホルモンが凄く大切なのです。 オキシトシンの効果は、成長の促進効果により、記憶力の向上や自立症症状の改善、免疫能力の向上に自立能力の向上等があり、子供の後の反抗期や友達付き合い、社会での協調性等に大きく関わってきます。 逆に、スキンシップがなければ、成長ホルモンが分泌されなくなってしまいます。昔はベビーカー等がなくてお母さんは常におんぶをしていました。おんぶや抱っこをすることは、理にかなっていたのですね。