■勘違いしないで!しつけは親の為ではありません。

「しつけ」の言葉にとらわれすぎて、子供の心に深い傷を作っていませんか?一番注意すべきところは、子供の人格を否定してしまうことです。 思い通りにならなくて、ついついカッとなって手を上げてしまう。「勝手にしなさい」「出ていきなさい」等厳しい言葉を言ってしまう。こういう経験はないでしょうか? これは、子供の心に深い傷を植え付けてしまうとともに、恐怖心や反抗心に代わってしまい、お母さんやお父さんが本当に伝えたいことが伝わらなくなってしまうばかりか、萎縮して感情を伝えられない子供になってしまいます。 子育てをしていく上で、お母さんの感情を抑えることは決して簡単なことではありませんが、子供の心を一番に考えて、深呼吸をしてから接するように心掛けましょう。そして、できたときは必ず褒めてあげてください。大げさでもいいんです。 大好きなお母さんが嬉しいと笑顔になってくれれば、子供も嬉しくて応えてくれるようになり、愛情をもって叱ってくれていることも理解できるようになります。 さらに、「えらいね」だけではなく、「凄く助かったよ」「部屋が気持ち良くなったね」等の言葉を添えれば、何が良かったのか子供にも伝わってやる気へとつなげてくれます。


■大切なルールは少しだけ!約束を決めて徹底しましょう。

あれもこれもとルールを決めてしまうと、子供は疲れてしまいます。何が大切なのかも分からなくなるでしょう。そこで、家庭で最低限守らなければいけないことを約束して、お父さんとお母さんが言うことに食い違いのないように家庭で徹底してください。 例えば、「危険なことはしない」「食事のマナーは守る」「挨拶をする」「ありがとうとごめんなさいを言う」等、命の危険があることや、生きていく上での最低限のルールだけにしましょう。 家庭ではこれだけは絶対に守らなければいけないと教え続けることで、子供も何が大切か分かりやすいですし、少ないルールであれば守りやすくもなります。 子供に「できた!」と思わせることで、約束を守ることの大切さと達成感を理解できるようになるでしょう。


■まとめ

子育てでは失敗の連続は当たり前です!コツをつかんで子供の心に寄り添える親になりましょう。親だって人間ですし、全てを完璧にできないことは当たり前です。親も子供も失敗を繰り返して覚えていくものです。 ストレスが溜まったりイライラした時は、子供の立場になって考えるようにしましょう。何度も失敗して繰り返すことで、子供が何を考えているのか、何を求めているのか分かるようになります。愛情をもって根気強くしつけていくようにしていけたらよいですね。