大人と比べて汗っかきで新陳代謝が盛んな赤ちゃん・幼児には、こまめなシャンプーが欠かせませんよね。 その反面、肌が敏感なため大人と同じシャンプーでは刺激が強く肌トラブルを起こしたり、洗浄力が強すぎてカサカサしてしまう心配も。

 

今回は、一般的なシャンプーはいつから子どもも一緒に使える?1人で頭が洗えるのは何歳頃から?といった疑問について、アンケート結果も参考にしながら解説します。 先輩&現役ママ・パパの体験談から、シャンプーを嫌がる赤ちゃんや子どもに効果的なテクニックなども紹介します。

 

赤ちゃんや子どものシャンプー。みんなは何で洗ってる?


少し前にはSNSで「爆毛赤ちゃん」が話題になりましたが、生まれたばかりの赤ちゃんの多くは、髪の量もまだ少なめ。ベビーシャンプーを使わず、体を洗うベビーソープでついでに頭も洗ってしまう…というママ・パパも多いのではないでしょうか。

 

生後まもない赤ちゃんでは脂漏性湿疹などの症状もよく見られ、この場合もせっけん(または専用のシャンプー)で洗うことをすすめられます。

 

そして、少し赤ちゃんの髪が伸びてくると、アルカリ性のせっけんでは髪が絡まったりギシギシしたりするため、ベビーシャンプーなどに切り替える人が多いのではないでしょうか。

 

0歳から小学校に入る頃のお子さんがいるママ・パパは何で子どもの髪を洗っているのか、アンケートを実施してみました。

 

その結果、

 

  • ベビーシャンプーなど、子ども専用のシャンプー…64%
  • 大人と同じシャンプー…36%

 

と、3人に2人は子ども用のシャンプーを別に用意していることが分かりました。

 

「最初から大人と同じものを使っている」と答えた人は、「場所を取るから」といった理由のほか、「もともと赤ちゃんから使えるシャンプーを(ママが)愛用していた」というケースもありました。

 

いつから大人と子ども、同じシャンプーにする?


ベビーシャンプーは小さいボトルでも意外と高価なので市販の大人用シャンプーを使いたいと思うママ・パパもいることと思います。家族でシャンプーを共用するとしたら何歳頃から?という質問には、「5~6歳以上」という回答がもっとも多く見られました。

 

そのほか、「10歳過ぎて本人が選びたいと言うまで」「いま中学3年生ですが、本人が何も言わないのでずっと同じものを使っています」と、子どもから要求がない限りは、引き続き肌に優しいものを選びたいという人も多いようです。

 

さらに現役ママ・パパの声を聞いてみると、

 

「私と子どもたちはアトピーで肌が弱く、頭皮は特に荒れがちなのでシャンプー選びは気を使っています。今後も親子で同じ肌に優しいシャンプーを使う予定です」(Fさん・37歳・4歳児と3歳児のママ)

 

「ベビーシャンプーでも結構洗浄力が強いですよね。それなら大人用の肌に優しいタイプでも良いのでは?と思い共用しています」(Mさん・34歳・2歳児のママ)

 

「それほど肌は弱くないので大人用でも大丈夫かなと思って使ってみたところ、肌には影響なかったんですが、目に入ってしまうとやっぱりしみるんですね。嫌がるので子ども用に戻しました」(Mさん・36歳・3歳児と1歳児のパパ)

 

「実は、パパはミドル脂臭が気になるらしく…専用のデオドラントシャンプーを使っているので、このままだと家族でシャンプーを共用する日は来なさそうです(笑)」(Uさん・38歳・5歳児と2歳児のママ)

 

 

子どもが1人で頭を洗えるのは何歳から?


親子のお風呂タイムは、今日の出来事をリラックスして話し合ったり、触れ合ったりできる貴重な時間。

 

ただ、どうしても忙しくてゆっくり一緒に入れない日や、きょうだいが多く下の子から目を離せないときなど、シャンプーだけでも自分でしてくれると助かりますよね。

 

花王が行った調査では、子どもが自分でシャンプーを始めるのは4~5歳頃が多いものの、小学校低学年(8歳頃)までは、「本人が洗ったあと、洗いやすすぎが不十分な箇所を親が仕上げに洗う」というパターンが半分近くを占めています。

 

あるママの、 「小学校4年生の子供が最近お風呂に1人で入りはじめましたが、どうも髪がゴワゴワしているなと思ったら、なんと、ある日汗をかいたのでタオルで拭くと頭から泡が…!シャンプーが残っていたことが判明し、しばらくはすすぎ残しをチェックすることにしました」(Yさん・40歳)

 

という体験談からも分かるように、「1人洗い」に移行するときは、ママやパパがサポートしながら少しずつ進めるのがよさそうですね。

 

意外と少ない?シャンプーを嫌がる子におすすめの方法


筆者の子どもたちが小さい頃、ママ友同士で話をしていると「水が顔にかかるのがイヤでシャンプーに苦労している」という話はしょっちゅう出ていました。

 

「膝に乗せて洗うのも、3歳近くなってくると無理」 「シャンプーハットでも怖がる」 「下を向いてシャワーや湯桶でお湯をかけるのがどうしてもダメ、息ができないって言うの」

 

というお子さんの話、皆さんも思い当たるかもしれません。

 

しかし今回、冒頭のアンケートでは、意外にも「シャンプーを嫌がってできない」という子はほとんどいませんでした。

 

「嫌だけどガマンできる」子が3分の1、それ以外の子は「嫌がらない」という結果に少し驚きです。

 

それならと、「じょうずにシャンプーするコツはありますか?」と聞いてみたところ、以下のようなテクニックを教えてくれました。

 

「今からシャンプーするよ!とは言わず、おもちゃで遊んでいるところにそっとシャンプーをなじませて洗います。流すときになってから声をかける感じ」

 

「好きなキャラクターのボトルに、いつものシャンプーを詰め替えるとテンションが上がるみたいです」

 

「もっと小さい時は顔に水がかかるのが怖かったのですが、スイミングに通い始めてから平気になりましたね」

 

「嫌がるときは無理にシャンプーを使わず、お湯で流せればヨシと割り切っています」

 

「一度シャンプーが目に入ってしまうと次から嫌がると思ったので、目に入らないようにだけは気をつけていました」

 

「生後2ヶ月頃から、すでに大人と同じ洗い方をしていたので嫌がることはないですね。性格にもよるかもしれないですが、最初から大人と同じようにすればそれが普通と思うのかも」

 

まとめ


よその子が「もう1人でお風呂に入ってるよ!」と聞くと焦ってしまうママもいるかもしれませんが、誰でもいつかは1人でシャンプーできるようになるはず。

 

今回の体験談も参考に、焦らず、できるだけ毎日のお風呂タイムを楽しく過ごせるように工夫していきたいですね。

文/高谷みえこ
参考:花王 生活者研究センター「くらしの現場レポート/子どものひとり洗いの状況調査」