家庭によって経済事情は様々。家計のことを把握している子どもは少ないですが、「教育のために教えた方がいい」と主張する親もいるようです。子どもに対して、“家庭の経済事情”を教えるべきなのでしょうか?

 

家庭の経済事情を子どもに教えるメリットとは


ネット上には、とある女性から「子どもに家庭の経済状況やお金の話をするのはNGですか?」という疑問が寄せられていました。

 

相談者の女性は、教育のために「習い事を始める時は費用を教える」「外食時は決まった金額内のメニューを選んでもらう」などのルールを設けているそうです。しかし夫は、彼女の教育方針に「子どもにお金の話をするのは良くない」と否定的。最後に彼女は「私はお金の使い方がヘタなので、子どもに同じ思いをさせたくありません」と胸中を吐露しています。

 

経済事情を教える派の意見は?

相談者の疑問に対して賛否の声が続出。まず“経済事情を教える派”のコメントで多くあがっていたのは、「正しいお金の使い方をマスターしてほしい」という意見です。

 

「お金の使い方を早いうちに学ばせて自立心を育てる」「家計のサイクルを知ってもらえば、お金のやり繰りを自分で考えるいいキッカケになります」などの声が。

 

他には、「子どもを甘えさせないために教える」との声も上がっています。「ほしい玩具があるとだだをこねるので、リアルな経済状況を伝えて我慢させてる」「たくさん習い事をやりたいという息子には毎月使える金額をレクチャー。そして一番やってみたいことを考えさせてます」といったコメントが寄せられていました。