朝6時から9時、夜の6時から9時は働くママにとって忙しさのピーク。通称"ママロック"といわれるこの時間帯を、どうのりきっているのでしょう。ワーママさんの本音に迫ります。
なんでもひとりで頑張り、いつも疲れてる…なんて過去の話⁉
只友さん 6時に起きて9時出社です。そのあいだに自分の身支度をして、娘2人を順に起こして、オムツをかえて、食べさせて…と、たしかにその時間帯はバタバタです。
田中さん 夜の6時から9時は、子どものお迎えから寝かしつけまでの時間帯。子どもといられる大事な時間だけど、家事もしなきゃいけない。なので私は、このふたつを並行してやります。子どもと一緒に洗濯ものをたたむとか。
神野さん 夜のママロックの時間帯って同僚や取引先の人はまだ働いていますよね。そのあいだに仕事のメールがくるので、朝4時に起きて自宅からメールの返信をし、一日の段取りを考えながら家事をします。
都築さん 私は神野さんの逆で、夜、家族が寝たあとに時間を作っています。いったん10時に家族3人一緒に寝るんですが、私だけ11時に起きて、「やったー、ひとりになれる」って(笑)、仕事をしたり、残りの家事をしたり、DVDを見たりして1〜2時間過ごします。
仕事や家事をうまーく まわすには…まず 自分が変わらなきゃ!
都築さん 最初はまわりに頼らずやってきたんですが、ある日、急な出張が入っちゃって…。勇気を出して保育園のママ友に娘をあずかってほしいとお願いしたら、快く引き受けてくれて「いつでも言ってね」って。自分から第一歩を踏み出すことで状況は変わりますね。
小野さん 本当にそう思う。私も出張のとき娘の遠足のお弁当を保育園のママにお願いしました。すると相手も仕事が入ったとき「お願い」と甘えてくれて。今では助け合いメンバーが4人、交代であずかって、美容院に行ったり(笑)。
三品さん 友達づくりは大事ですよね。娘が2歳までよく病気をしたので、保育園や同じマンションのママに悩みを相談したり、助けてもらいました。あと、シッターさんも重要。みんなのおかげで、なんとかここまできたという感じ。
池田さん 私は地域の子育てサポートを利用しています。まわりに協力者をふやさないとね。
神野さん そうね。誰かひとりでなくサポート先を分散させないと。小野さん 誰に何を頼むか、シフトを作るのが大変だけどね。
池田さん 家事代行など外注するには夫の同意も必要だしね。
柳瀬さん 夫婦は運命共同体。うちの場合、私も家のローンを負担していて、私が仕事を辞めたら困る。となると夫も協力しますよね。
只友さん たしかに妻に収入があれば、夫の協力度も変わるのかも。
池田さん 家庭という小さなユニットを運営するうえで、家事や育児などいろんなタスクがある。それを自分たちでこなせないぶんは家電を利用したり外注して、どうまわしていくか? は、やはり夫とのコンセンサスが大事。ただ、しくみを考えてシフトを作るのは、たぶん女性しかできないかなと思う。
神野さん 会社にたとえると、全体像を見て、社員に仕事を振り分ける、妻が社長ですね(笑)。