家計や教育方針は妻が決める!?


周囲の意見を尊重する夫の意見を聞き入れず、「夫が折れるまで自分の意見を強引にでも押し通す」という強行突破に出る人もいました。実際のところ、家庭での最終的な決定権は妻と夫のどちらにあるのでしょうか?

 

国立社会保障・人口問題研究所が行った「全国家庭動向調査」から、“夫婦の意思決定者の割合”を見ていきます。

 

まず「家計の管理・運営」に関して決定を下すのは、「妻」が63.1%で「夫」が16.0%という結果に。「育児や子どもの教育」の決定権も「妻」が52.9%なのに対して、「夫」はたったの3.2%でした。残りの43.9%は「一緒に」といった回答。いずれも妻の決定権が圧倒的割合を占めています。

 

一方で「車など高価なものの購入」に関して一番多かったのが、「一緒に」の47.4%。次いで「夫」の40.4%で、最後の「妻」は12.1%となりました。決めごとによって意思決定権の比重は異なっている様子。しかし、意外と妻の決定権は大きいようです。

 

流されやすい夫でも、うまくコントロールできれば逆に“アリ”かもしれませんね。

 

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文/内田裕子