家族の絆は、目に見えないもの。日常生活の中でごく自然に積み重なっていくものではありますが、「ときには目に見える形で確認したくなる!」なんてことはありませんか? 家族の絆を目に見える形にしてくれ、さらに深めるためにも役立ってくれるのが家族写真です。家族写真のメリットやオススメの撮影方法、タイミングや料金の目安などについてまとめます。


■家族写真はいつでも見返せる家族の絆

いつも一緒にいるのが当たり前の家族。特に子育て中の家庭にとっては、「自分たちがいて子どもたちがそこにいる」という生活スタイルが、ごく一般的なものだと言えるでしょう。 とはいえ、子どもはいつまでも幼い存在ではありません。いつかは外の世界に向けて旅立つ日が来ますし、それ以前に「幼い頃のように、家族一緒にべったりと時間を過ごすこと」は少なくなってしまいます。 近年、家族写真を撮影する家族が少なくなっていると言われています。デジカメの登場と普及で、「いつでもだれでも気軽に写真を撮れる」という環境が整っています。しかし「いつでも撮れる」と言われると、「また今度でもいいか」と思ってしまいがちなのが、家族ならではの気軽さなのかもしれませんね。 子どもが大きくなれば、その傾向は一段と強まっていくでしょう。実際に高校生の子どもがいるご家庭の6割は、家族写真を撮影していないと言われています。 しかし実際に子どもが大きくなってしまうと、「もっと家族写真を撮影しておけば良かった……」と語る方は少なくありません。時間はとめどなく流れていってしまいますが、写真の中には、そのときどきの家族の形や笑顔を留めていくことができます。幼い子どもと若い自分たちの姿は、以下のようなメリットをもたらしてくれるでしょう。 ・思い出を見返すことで、会話のきっかけになる


・家族写真を撮影するために一緒の時間を過ごすことで、コミュニケーションが生まれる


・家族の絆を、目に見える形で表現できる 家族写真は、いつ見ても、過去の気持ちや状況を思い出させてくれるものです。家族そろってアルバムをめくれば、「そうそう、このとき○○で……」なんて、ごく自然に会話も弾むことでしょう。 思春期になると、両親と一緒に外出するのを拒む子どももいますが、「家族写真を撮影する」という名目であれば、楽しい時間を共に過ごすことができます。コミュニケーションのきっかけにもなりそうですね。 最後の一つが、実は意外と大きなポイントで、家族写真は、目には見えない家族の絆の証拠写真にもなってくれます。子どもが反抗期を迎えると、親子間に溝が生まれるケースも少なくありません。しかし両親と子どもが仲良く微笑んでいる家族写真がたくさん残っていれば、「確かに自分は愛されている」という自信を持つことにもつながりそうですね。