近年、少し変わった留学が人気となってきています。留学と言えば、海外の学校というイメージがあるのですが、国内での山村や離島への留学なのです。国内ですから語学の留学等とは異なり、現地の自然に触れ合いながら地元の学校に通うというものになります。


自然に触れるというのが共通点ではあるのですが、留学先ごとに大きく特徴が異なるため、どこに留学するかによって学ぶことのできる内容は大きく異なります。家族ごと移住するといったこともみられるほど人気となっています。

■基本となる留学の形

山村留学、離島留学にはいくつかの留学の形があるのですが、大きくは4つに分けることができます。それぞれ、ホームステイ型、合宿型、親子型、孫もどし型になります。 ホームステイ型は海外留学でもよく見られるように、留学先の地域の里親の家に住み、そこから地元の学校に通うといった方法です。合宿型は、寮などで集団生活をしながら通学をします。親子型は親子で現地に移住して、家族のもとから通学します。孫もどし型は留学先の地域に住む祖父母の家で生活をしながら通学をするものです。 これらの留学の形は、その留学先ごとに形が決まっているようのなので、好きに決めるということはできないようです。祖父母の家からという場合は、その地域に祖父母がいなければ、その地域への留学はできないということになりそうです。もちろん、その他の形での募集があれば、その形に従うことができるのであれば、留学は可能です。 場所によっては留学期間の半分を寮で過ごし、残りの半分は地元の農家でホームステイといったところもあります。 どんな留学の形をとっているのかは、それぞれの留学先のホームページで紹介されているので確認してみましょう。