子どもが小学校に上がるタイミングで、環境の変化に戸惑うパパ・ママは少なくありません。初めての学校生活以外にも、パパやママに戸惑いを与えやすいのが「子ども会」です。 なんとなく昔から存在していて、地域の子どもが集まりさまざまな活動をするもの……なんてイメージはあっても、具体的にどのような組織で、どんな特徴があるのかわからない!という方も多いのではないでしょうか。 今回はそんな子ども会について、その特徴と共にメリット・デメリットについて解説していきます。

■子ども会とはどのような組織なの?

子どもが小学校に上がると、「入学と同時に地域の子ども会に所属する」なんて方も多いのではないでしょうか。入学直後の集団登校が子ども会単位で仕切られていたり、さまざまなイベント・行事が企画されていたり……。子どもの頃は「そういうもの」と受け入れていても、いざ自分が保護者の立場になると、その組織の中身が気になるところです。 実は子ども会は、小学校に属する組織ではなく、町会や自治会に所属する組織の一つです。親子が揃って加入する団体であり、またほとんどの子ども会は、「公益社団法人全国子ども会連合会」に所属していると言われています。 子ども会の主役は「子ども」であるため、普段子どもたちが過ごしている「小学校」と、セットのようにして考えられるケースも少なくありません。しかし実際には全く別の組織であり、あくまでも「子どもたちの健全育成のため」という目的のもとで、協力体制を敷いているというわけですね。