小学校に英語の授業が導入されてから長らく経ちますが、いまだに英語を苦手とする日本人は少なくありません。ひと昔前までは、英語を使う機会は授業ぐらいしかありませんでしたが、近年はインターネットの発達とともに海外との取引を行う会社も増えてきました。社員に英語力を望む会社も増えたことから、必然的に英語をマスターしなくてはならず、苦労している人も多いようです。
こうした背景から子どもの将来を考え、子どもをインターナショナルスクールへ入学させようとする親が増えています。そこで今回は、インターナショナルスクールとはどんなものなのか、メリットデメリットと合わせてご紹介します。
■インターナショナルスクールとは
インターナショナルスクールとは、日本で暮らす外国籍の子どものために設立された幼稚園や小学校などの教育施設で、日本の学校教育法で定められている学校ではなく、「各種学校」に分類されている学校です。 以前はインターナショナルスクールの数も少ないことから、帰国子女や外国籍の子どもしか入学することができませんでした。 しかし最近は教育の多様化に伴い、インターナショナルスクールの数も増え、日本人でも入学できるインターナショナルスクールが多くなりました。 現在インターナショナルスクールと呼ばれる学校は全国で120校を超えており、入学を希望する子どもの数は年々増加傾向にあります。