仏壇の正しい置き場所は?
夏になると“お盆”の時期がやってきますが、実は“仏壇”にも正しい置き方が。以前放送された『この差って何ですか?』(TBS系)によると、仏壇は西側に設置して正面を東側に向けるのが良いそうです。理由は、仏教の世界だと太陽が沈む西側に“極楽浄土”があると考えられているため。しかし宗派によっても違いがあり、曹洞宗や臨済宗などは北側、真言宗では“本山”の方向に向けるのが良いとされています。
ちなみに神様を祀る“神棚”には2通りの置き場所が。1つ目は「北側に設置し正面を南に向ける」というもので、2つ目は「西側に設置し正面を東に向ける」という方法です。まず正面を南側に向けて設置する理由は、日中に差し込む“太陽”の光を一番受けられるため。そして西に置いて東に向ける理由は、東から昇る太陽の光を最初に受けられることがあげられます。
こだわらない人も多いモノの“置き場所”ですが、今年の夏は一度見直してみてはいかがでしょうか。
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文/内田裕子