株式会社ラーニングエージェンシーが、2018年10月から2019年3月にかけて「新卒社員を育てるうえでのポイント」を調査。管理職と新卒社員にそれぞれ質問を行った結果、仕事に対する意識の違いが明らかになりました。
新卒社員が成長を実感するのは「教えてもらったことができた時」
管理職に「新卒社員がどんな場面で成長を感じていると思いますか?」と聞いたところ、1位が「褒められた時」(42.0%)、2位が「責任ある仕事を任された時」(40.3%)でした。
一方で新卒社員に「成長を感じる時」を聞くと、1位が「褒められた時」(30.3%)、2位が「教えてもらったことが実践できた時」(24.2%)という結果に。管理職と新卒社員の間に認識のズレがあることがわかります。
次に、管理職に「新卒社員に何を学んでほしいですか?」と尋ねました。結果は1位が「業務の優先順位づけ」(58.0%)、2位は「論理的な思考展開」(47.3%)。
新卒社員が「課題だと感じていること」の調査では、「口頭による正確な情報伝達」(47.6%)と「業務の処理スピード」(44.4%)が上位になっています。