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ネット通販でメイクを購入する時のネックは、やはり“試せない”というところ。ネット上だと現物が目の前にある訳ではないので当たり前かもしれませんが、最近はそんな“当たり前”が変わろうとしているようです。

 

「バーチャルメイク」って一体何?


今年6月に「Amazon」は、モバイルサイトとショッピングアプリで新機能「バーチャルメイク」を導入。人工知能(AI)と拡張現実(AR)を活用した“メイクを試せる”サービスに、多くの注目が集まっています。

 

同サービスは、AIがリップなどの製品の色を瞬時に読み取り。そしてARによって、画面上にメイクしたような顔を投影してくれるそうです。色々と難しい最新技術が使われていますが、使い方はいたって簡単。まずサイト上で試したい商品のページに飛んで、「試す」と書かれたリンクをクリック。選択したモデルの顔に、好きなカラーや濃さのメイクを施せます。

 

また自分の顔をアップロードしてメイクを試すことも可能。画期的な機能にSNSなどでは、「これめっちゃ便利そう!」「さっそく試してみたけど、かなり攻めた色も自分の顔に重ねられるから面白い」「紫が似合わな過ぎて友達とめっちゃ笑った」「ショッピングがすごい捗るし、いろんなメイクを試してるだけでも楽しい」といった声が上がっていました。

 

一方で「自分の写真を試すのはちょっと怖いかも。流出とか大丈夫かな?」と、画像のアップロードには抵抗を示す人も。今のところはおおむね好評な「バーチャルメイク」ですが、情報の管理など今後の運営にも期待を寄せたいところです。