学年が上がるにつれて勉強も難しくなってきますが、比例するように宿題もどんどん増えていきます。学校での勉強だけでなく、家に帰ってからは大量の宿題との格闘…でも、大変なのは子どもだけじゃありません。学校や先生によっては「マル付けと間違い直しも、親が見てください」と言われることも。仕事から帰って寝るまでの限られた時間で、ヤル気のない子どもと宿題に格闘するママのお話です。
■先生に正直な感想を伝えた(美鈴さん/36歳/派遣)
2年生になって夏休みの宿題の量が、1年生のときの3倍くらいに増えてびっくりしました。しかも「算数と国語の問題集のマル付けは、すべて親がやってください」とのこと。そのほかに、もちろん自由研究だって…親子してグッタリです。 「マル付けをする」ということは、間違えた問題は、教えてやり直しをさせなければなりません。子どもはイライラしてきて、やる気がなくなって…親子だと感情的になっちゃって「そんな態度ならもういい!」って。 すると宿題をやらなくなり、怒ってはやらせての繰り返し…そのせいか親子とも、ストレスで体調を崩してしまったほどです。連絡帳には正直に「宿題が多くて親子で苦しみました。親がマル付けをすべてするのは辛いです」と記入しました。 すると、他の親からも同じような意見が多かったようで、先生が検討してくれたらしく。その後は「マル付けまで子どもがやる」というシステムになりました。正直に書いてよかったな、と思いました。