★貯金 保険に頼らずに教育費を貯めようと思ったときには、自分自身の貯金で確保する必要があります。まずは教育費の目標金額を設定し、いつまでに用意したいのかを決定しましょう。あとは目標金額を月数で割れば、毎月の貯金額の目安が見えてきます。 ボーナス時には積立金額を増やすことで、月々の負担を少なくすることができます。また貯金で教育費を用意する場合は、気付かないうちに使ってしまわないよう、先取貯蓄で対応しましょう。 貯金で教育費を貯める場合には、無理のない範囲で投資に挑戦するのもオススメの方法です。教育費は、実際に使用するまでの期間が長く、投資に回すお金としても向いています。一攫千金を狙うような投資ではなく、少しずつでも着実に増やせるような方法を選んでみてください。
■兄弟姉妹がいる、希望する場合はそれぞれでシミュレーションを!
教育費の負担は、子どもの数によって倍増していきます。子どもが2人いれば2人分の、3人いれば3人分の備えが必要となります。現在すでに兄弟姉妹がいる場合も、これから先兄弟姉妹を持つことを考えている場合も、子ども一人一人について適切な計画を練っておきましょう。 子どもの年齢が近ければ、教育費が重なる期間も発生してきます。子どもが一人だけの場合よりも、より綿密に、どの時期にどの程度の教育費が必要となるのかをチェックしておいてください。あまり教育費がかからない時期を願って、確実に貯めておくことが大切です。
■まとめ
子どもの教育費について不安を抱えてしまいがちなのは、先のことを見通すのが難しいからでもあります。いつどのぐらいのお金がかかるかわからないから、とにかく貯めなきゃ!と考えるのは、ストレスも大きいものですよね。 確かに子どもの教育費は、希望する進路によっても大きく変わってくるものです。とはいえ「最低でもこれくらいは用意しておかなきゃ……」なんて目安は、なんとなくつかめたのではないでしょうか。 教育費の貯め方に、「一発どかんと」という方式は存在しません。コツコツと着実に、積立を行っていくのがベストです。まずはいつまでにいくら貯めるのかを明確にし、今の自分にできることから、確実にスタートさせていきましょう!