子どもの成長はとても早いので、洋服を購入するときに困るママも多いことでしょう。できるだけ長く着てもらえるよう、大きめサイズを購入したり、安くなっているから来年用に購入することもあるのではないでしょうか。
子どもは1年でどれほど成長するか分かりませんので、大きめサイズや来年用を購入しても、無駄になってしまうこともあります。子ども服を購入する際、どのようなことに気を付ければ良いのか、そのポイントについてご紹介します。
■大きめなサイズよりジャストサイズを
毎年子ども服を購入するのは家計にも響くので、子どもの服は大きめサイズを購入する人も多いのではないでしょうか。
しかし、あまりにも大きいサイズの洋服を子どもに着させると、動きを制限されたり、どこかに洋服を引っかけてしまうこともあります。
遊んでいるときの子どもは夢中になっているので、洋服を引っかけたときに思いっきり転んでしまったり、首を絞めるような事故にもつながりかねませんので、なるべくジャストサイズの洋服を選んであげることが大切です。
また、大きめだと来年も着られると思っていても、子どもは汗をかくことが多いため、翌年には洗濯をしすぎてヨレヨレになっていることも考えられます。
遊んでいる最中に洋服を引っかけてやぶってしまったりと、何かとリスクが多いので、子ども服はジャストサイズを選ぶようにしましょう。
■年齢でサイズを選ぶのはNG
子ども服を購入するとき、子どもの身長がハッキリ分からず、月齢や年齢に合わせて購入することもあるでしょう。特にベビー服の場合、月齢で選ぶ機会も多いことでしょう。
子ども服を選ぶ場合は月齢や年齢でなく、そのときの身長に合わせて購入しなくてはなりません。子どもの成長は個人差がありますので、必ずしも表記されている年齢の身長どおりとはいきません。
市販されている洋服のサイズは2歳ごろなら90センチ、5歳ごろなら110センチ、8歳から9歳ごろなら130センチとなっていますが、実際にはこのとおりの身長まで育っていなかったり、逆の場合もあります。
子ども服を買いに行くときは、事前に子どもの身長をはかっておくか、または子どもを連れて試着させてみるようにしましょう。
■素材を選ぼう
子ども服の素材にはさまざまな種類のものが使われていますが、それぞれどのような特徴があるかしっておくと、季節に合った子ども服を選びやすくなります。
一番着回しの多いTシャツやロンTなどには、天竺や鹿の子がよく使われています。天竺は伸縮性があり、体にフィットしやすいので、丈夫で長持ちしやすいのが特徴です。鹿の子は通気性や耐久性に優れているので、ポロシャツなどに使用される素材です。
パイルはタオル地ともいわれる素材で、ふんわりとした肌触りが特徴です。保温性や吸湿性が高いため、夏場の洋服によく使われる素材です。
ワッフルも子ども服によく使われる素材です。表面の凹凸がワッフルのようなことからワッフル地といわれていますが、立体感ある生地が特徴です。
天竺や鹿の子に比べるとシワやヨレが少ないので、すぐにしわくちゃにしてしまう子どもに向いています。
寒い時期は裏毛や裏起毛の素材が向いています。裏面にパイル状の裏毛を編み込んだものを裏毛と呼んでおり、裏毛の編みを起こしたものを裏起毛と呼びます。
どちらも保温性が高い生地なので、秋は裏毛を、冬は裏起毛を選ぶようにすると良いでしょう。