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空気の乾燥するシーズンになると必要になってくるのが加湿器です。のどのケアのためには用意しておきたい家電のひとつです。乾燥から肌を守ったり、風邪の予防にもつながりますよね。 一般的に快適な湿度は40パーセントから60パーセントと言われています。これを下回るようであれば、加湿器の出番ということになります。逆に60パーセントを超えるようであれば、除湿器やエアコンのドライ機能が有効になるのです。

■加湿器の加湿の方法には種類がある

加湿の方法として、一昔前なら、ストーブに水を入れたやかんをかけていたのですが、エアコンやファンヒーターでは使用できません。そのため、加湿器等の他の方法が必要になります。 その加湿器には加湿の方法の違いでいくつかの種類にわけることができます。大きく分けると、スチーム式、気化式、超音波式、その組み合わせによるハイブリッド式の4つです。 それぞれにメリット・デメリットがあるので、どのタイプがよいかしっかりと考えたうえで加湿器の購入をするようにすれば間違いはありません。 取りあえず買ってはみたものの、思っていたのとは違う。ということは避けたいですよね。せっかく購入した加湿器が押し入れの肥やしになってしまいかねません。

■スチーム式の特徴

スチーム式はヒーターで加熱することによって水蒸気を発生させます。もっともオーソドックスなスタイルで、昔のストーブに乗せたやかんでお湯を沸かすのと同じ原理です。パワーがあるので、乾燥した室内ではより効果的に湿度を高めることができるのです。 メリットは、いろいろな加湿器の中でも加湿力が高いという点です。より強力な加湿が必要な場合は、このタイプがよいということになります。 デメリットとしては、消費電力が高めでランニングコストがかかるという点です。電気コンロでお湯を沸かしているようなものですから、その消費電力の高さは想像できますよね。 また、実際にお湯を沸かすわけですから、加湿が可能になるには水の状態から沸騰するまで時間がかかるという点です。電源を入れてもすぐには効果が得られないというのもデメリットかもしれません。