見逃したくない日が沈んだ後のマジックアワー

今も続く、浜辺での清掃活動

── 長年、父母ヶ浜を見続けてきた石井さんだからこそ知る、おすすめの季節や時間帯などはありますか?

 

石井さん:日没が終わると帰ってしまう方が多いのですが、日が沈んでから30分くらいの空がうっすら明るく魔法のような景色が見られるマジックアワーも素敵です。空の上のほうは紺色なのですが地平線がオレンジに染まる素敵な写真が撮れるので、ぜひすぐに帰らずに見てほしいですね。あとは狙って訪れるのは難しいと思いますが、少し荒天が続いた後もおすすめ。ドラマチックな雲が広がる空が見られます。

 

── それは素敵ですね。

 

石井さん:季節によっても表情が変わります。夏は壮大な雲が広がり、秋は夕日の色が力強いオレンジ色や水面に映るうろこ雲もきれいです。10月と2月には夕日が水平線に沈む直前、太陽の下側が海面近くまで伸びてだるまのような丸い形に見える「だるま夕日」が見られる日も。冬は寒いので服を着こんだりフードを被ったりしているかわいらしいシルエットの写真が撮れます。

 

観光客が増えたことで街も次々新しい宿やお店が誕生して観光産業も豊かになり、きれいな海を守るための啓発活動もしています。ぜひ、主役になれる1枚を撮りに遊びにきてください。

 

取材・文:酒井明子 写真:三豊市観光交流局