「リゼクリニック」の調査によると、小学生の母親で6割、中学生の母親の7割以上が子どもから「脱毛したい」と言われた経験があるそう。おしゃれな眼鏡姿で有名になった双子のりんか&あんなちゃんの母・matsukoさんは、娘が小1の頃から全身脱毛を始めたといいます。ムダ毛が気になるこの時期、夏場のキッズ脱毛の注意点を皮膚科医に伺いました。
小1から全身脱毛「娘たちへの投資だと思って」
美容皮膚科「リゼクリニック」の調査によると、中学生の父母の約8割が「子どもの脱毛に肯定的」だと回答しているそうです。ぱっつん前髪とおしゃれな眼鏡姿で話題を集めた、双子のりんか&あんなちゃんのお母さんのmatsukoさんは、娘さんたちが小学1年生の頃からハイパースキンによる美容脱毛に通わせているといいます。
「妊娠中に、女の子の双子だとわかったときから『いつか脱毛をさせよう』と思っていました。私自身、中学生の頃にムダ毛に悩んで、父親のカミソリを借りて剃っていたことがあったんです。肌が乾燥してガサガサになったり、蕁麻疹のように皮膚が赤くなったりして。かゆくなるのもムダ毛も嫌だし、葛藤していたことを今も覚えています。わが子には同じ思いをさせたくないと思っていました」

テレビで肌が弱い子どもも施術できる脱毛機に関する特集を見たことをきっかけに美容脱毛に通うことを決め、2か月に1回、通っているそうです。
「娘たちは肌が弱く、自己処理ではきっと肌を痛めてしまうだろうし、思春期になってムダ毛に悩むくらいだったら、娘たちへの投資として早いうちからさせてあげようと思いました。大人になって、働きながら定期的に通うのも大変だろうなと。きょうだい割もあって、費用はふたりで数十万円。娘たちは特に何も言ってこないのですが、いつか感謝してもらえたらいいですね(笑)。全身脱毛なので、娘たちは、うなじや額の周りもツルツルで、羨ましいくらいです。肌トラブルも今のところありません。
人によりますが、思春期に差し掛かるとムダ毛に関する話題が増えて、眉毛が濃いことを気にする子もいると聞きました。友達の娘もムダ毛が気になって、人目に触れやすい腕と膝から下を脱毛し始めたそうで、それ以外の部位は「大人になってから自分でしなさい」と言ったみたいです。母親はしていないけど、子どもにはさせているという家庭もあるみたいで。
中学3年生になった今、娘ふたりはメンテナンスのために通っていますが、思春期になるとホルモンの影響で、また生えてくる可能性があると伺っていました。たしかに夏場、汗をかくような時期になると背中に産毛が生えてきました」

ブログに思わぬ反響「子どもの悩みを回避したい」親心
matsukoさんは数年前に、ブログで娘さんたちの脱毛に関する話題を投稿したところ、思わぬ反響があったそうです。
「『子どもに脱毛なんて』と批判されるのが心配で、当初はこの話題を投稿していなかったのですが、2年ほど経ってブログに投稿しました。
予想とは違って、否定的なコメントより、『うちの子にもさせたい』という意見が多く、『子どもが体毛に悩んでいて脱毛したいのですが、痛くないですか?』という質問など、親子でムダ毛に悩んでいる方が多いことがわかりました。娘たちが通っている美容脱毛は痛くないそうで、ふたりは施術中にぐっすり寝ていることもあります。
ムダ毛の悩みは親自身が通ってきた道だからこそ、子どもの力になってあげたいと思うのかもしれません。それに、私たちの子どもの頃とは違い、自己処理以外の選択肢があるならば、子どもの悩みを少しは回避できたらいいなと思いました」
コンプレックスに漬け込むビジネスに対して
脱毛に限らず、整形やダイエットなど、コンプレックスに漬け込む手法で本来不要なものにも必要性をあおるビジネスが低年齢化しているという批判もあります。matsukoさんも、情報が溢れている時代だからこそ「まずは親が見極めるのが大事」だと考えているそうです。
「私もSNSをしていますが、広告を目にする機会も多いですし、SNSの普及で人と比べてコンプレックスを抱きやすい時代を娘たちは生きていくんだろうなと思っています。その子によって必要ではないものも、もちろんあると思いますし、小さい頃は親の判断なので、脱毛は必要ないと考えるご家庭もあると思います。人に流されず親自身がしっかり知識を得て見極めていかねばなりませんし、費用を払うのは親なので、通わせるならば親が納得したうえで、というのが前提になると思っています」