娘想いの母親をもつ心優しい主人公。その親子関係はいっけん穏やかなようにも見えますが、互いが相手を思いやっているからこそ向き合えないこともしばしば。「毒親」「自立」「恋愛」をテーマとした、福々ちえさんの贈る『息苦しいほど優しいママと逃げたい娘のお話』。

 

みなさんにとって、わが子の成長は嬉しいものですか?それとも自分の手から離れゆく切なさのほうがおおきいものですか?もし後者だったとき、子どもの自立をどう受け止めていくか、母親目線から考えてみてください。

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【第34話】娘に彼氏ができたのに「そんな男本当にいるの?」

娘にはやはり彼氏ができていた。こんな話題は初めてなので内心動揺するも、「娘の選択を信じ見守ること」と書かれた娘を幸せにする母の心得の内容を思い出す。

 

すると娘は“おばあちゃんの介護のために一年留年したくらい優しい人”と嬉しそうに語りだす。

 

介護で留年?そんなことってある?それが本当なら親御さんは介護しなかったってこと?見守ろうと決めた矢先、衝撃的な娘からの発言に戸惑う母なのでした。


作/福々ちえ