ダイアン津田の妻、りえさん。夫の篤宏さんは、3人の子育てにも積極的に参加したいと思うそうですが、いわゆる「子煩悩」ではないと語るりえさん。 家事分担や子育てなど、どのように向き合っているのでしょうか。(全4回中の3回)
子どもと公園に行っても…
── 3人のお子さんがいらっしゃいますが、夫婦で家事分担などありますか?
りえさん:旦那は、家事については何も、何も、しないですよ。
── たとえばゴミ捨てとか…?
りえさん:いっさいないです。最低限、自分のことは自分でしてねって思うんですけど…。子どもと一緒ですが、食器を下げるなり、洗濯物を洗濯カゴに入れるなり、せめて洗濯物をたたんだものは片して欲しいなって思います。休みの日は、洗濯物を一緒に干してくれたりしますが。
── 休日は、旦那さんも一緒に洗濯物を干されるんですね。
りえさん:自分が早く出たかったりするとね。「何してるの…?」って言いながら、横で洗濯物持って、待っててくれたりします(笑)。
もちろん、旦那が家事をしてくれたことも、あるにはあるんです。ただ、食器を洗ったら台所がビチャビチャになるし、お湯もすごい勢いで出してるし…。私がいないときにやってくれたら「ありがとう」ってなりますよ。でも、頼んだら頼んで、いろいろ気になっちゃう。洗濯物の干し方が違うとかね。
だったら自分がやっちゃったほうが早いじゃないですか。教えるのも大変ですし…。自分の身の回りのことだけやってもらったら、まぁいっかなって思ってます。
── では、子育てに関しては、いかがですか?
りえさん:子育てに関しては、めっちゃ参加してると思います。でも、いわゆる「イクメン」とか「子煩悩」かって言われると…ちょっと違う。子育てしてるっていうより、自分が一緒に楽しんでる。子どもと一緒にゲームしたり、公園に行ったり。お風呂は自分が好きなので、よく子どもと一緒に入ってますけど。
── お子さんと一緒に、公園に行かれることもあるのですね。
りえさん:公園も、行きたがりはするんですよ。でも、行ったところで、子どもがまだ遊んでるのに、「パパ、もう帰りたくなっちゃったので帰ります…」って、小1時間で帰ってきたり。公園にチョロっと行ったと思ったら、もう帰って来ちゃったの?って。子どもと一緒に遊んで疲れたら、満足しちゃうんでしょうね。
── 授業参観とか運動会など、イベントはいかがですか?
りえさん:そういう行事も極力行きたいタイプなんです。お休みを取ったことはないですけど、「行けるんやったら行きたい!」って、毎回言ってますね。ただ、旦那が東京に進出する前も、運動会をまるまる1日観られたことは、ほとんどないと思います。朝だけちょっと観て、その後すぐに仕事に向かうとかそんな感じですね。
子どもの習いごとはどうする
── ところで、3人のお子さんの子育てについて、夫婦で話し合うとか、決めごとのようなものはありますか?
りえさん:特にこうしていきたいって2人で決めたことはないですね。子育ての方針も、その都度変わることもあるので、子どもたちには申し訳ないなって思うんですけど…。何かあったら相談する感じかな。あ、たまに、子どもの習い事でも話しますね。
たとえば、「こんな習い事をして、これくらいの月謝でやっていこうと思う」って伝えると、状況をさほど聞かず、「いーんじゃない?ママが、送迎できるんやったらいいよ〜」って言うんです。でも、後から気になったのか、「この前話してた習い事、ちょっとかかりすぎじゃない…?」って、急に思い出したように言われることもあって。そこで、改めて説明すると、「それはよく知らんけど…」みたいなのはよくあります。
── 聞いているような、聞いていないような…?
りえさん:かもしれないです(笑)。あと、家族で外食することもときどきあるんです。旦那の仕事がとにかく不規則なので、「急に今からご飯行こう!」ってなるんですけど。ご飯行った先で、ご飯の食べ方とか、店員さんに対する態度やったり、旦那はわりとうるさく言いますね。でも、それくらいかな。
基本的に、夫婦どっちも自由な感じなので、特に「こういった方針で」っていうのもないですね。旦那も好きな仕事をしながら楽しそうだし、子どもたちもノビノビと成長していってくれたらいいなって思っています。
取材・文/松永怜