「視線は冷たいが…」のあとに温かい寝具を紹介するニトリのCM。俳優・清水伸さんのコミカルな演技に、根強いファンも多い同シリーズCMは、今年で8年目に突入しました。映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍してきた清水さんですが、このCMで認知されることも増えたと言います。本シリーズにかける思いについて聞きました(全4回中の2回)。

認知度が上がり意識にも変化が

── 季節の変わり目の風物詩、ニトリのCM出演での影響力などは感じていますか?

 

清水さん:
やっぱり「ニトリのCMの人」で顔を思い浮かべていただけるというのは俳優にとってはすごく武器だなと思います。

 

道端で「あ!」みたいなのはそれほどないのですが、たとえば食事をしたお店で会計時に「CM観ています」と声をかけていただくことは増えました。

 

日中の苦労を癒やす寝具での絶妙な表情

食えない時代が長かったので、外食も豪勢な食事はそれほどしません。でも、蕎麦屋に入ってかけそばを食べた後の会計時に「俳優さんですよね?」と声をかけられたときは「天ぷらそばにしておけばよかった」なんて思ったりもします(笑)。

 

ありがたいことに子どもから大人まで幅広く楽しんでいただいているシリーズなので、お子さんへの影響も頭をよぎり、交通ルールはしっかり守って、横断歩道を渡ろうという意識は強くなりました。

 

ルールを守るのは当たり前のことなんですけど。見られているという意識の現れかな。