「治療により胸がなくなる、子どもが産めるかわからないということよりも、0.1%でも助かる可能性が高い治療を選びたかった」。33歳で乳がんが発覚した塩崎良子さんは、右胸の全摘を決断した当時をそう振り返ります。決断に迷いがなかったとはいえ、胸を失ったことの喪失感はやはり少なくはなく── 。