照り焼きとは、醤油ベースの甘いたれを食材の表面に塗りながら焼き上げる日本の料理法。今ではその味が海外でもうけ、「TERIYAKI SOURCE(テリヤキソース)」なるものが逆輸入されて店舗で売られていたりもするほどです。

 

皮面をパリッと焼き上げたジューシーな鶏もも肉との相性もバツグンなのは言わずもがな。ただ、材料も調理法もシンプルだからこそ、ちょっとのことで出来に差がつきます。

 

美味しく作るためには、何より鶏肉の焼き方が重要です。

 

油は引かずに皮目から焼き、ヘラで押さえながら焼くと均等に火が入り、皮目全体にきれいな焼き色がつきます。また、厚みのある部分の生焼けを防ぐこともできます。

 

調味料を加える前に、鶏から溶け出した余分な脂はキッチンペーパーで拭きとりましょう。これでちょっと気になるあの臭みをとることもできます。

 

テリヤキチキンといえば、ピザでも人気のメニューですが、今回はアレンジ向きの味付けにしています。晩ごはんのおかずで余ったら、翌朝は食パンにたれと刻んだ鶏肉をのせ、マヨネーズとピザ用チーズをたっぷりかけてトースターへ!

 

あぁ…1度で2度美味しいとはこのための言葉だったんですね。