中学3年生のとき、突然クラスの女子からいじめに遭い、摂食障害にまでなったと話す歌手・タレントの吉木りさん。最近になってこの話を告白し始め、話題になっている吉木さんに、過去には明かされていなかった話も具体的に語っていただきました。

高い地声に「絶対ぶりっ子」突如陰口が

── 中学生の頃、いじめに遭っていたと伺いました。

 

吉木りさ
中学時代の吉木りささん。いじめに遭うも頑張って学校に行こうとしていた

吉木さん:私は、もともと引っ込み思案な性格で、人見知りがひどかったんです。同級生たちからも「おとなしい子だな」という印象は持たれていたと思います。ただ、中学3年生になって、高校受験でクラスの雰囲気がピリピリするようになった頃、まわりの女の子たちから急に悪口を言われるようになりました。

 

私、幼少期から地声が高かったんですね。だから、昔から私が話すと「声がめっちゃ高いね」って言われていたんですけど、中3になったころから、クラスの女の子たちに「それ、わざとやってるでしょ」「ぶりっこしてない?」と言われるようになって。今思うと、受験でイライラした雰囲気に、思春期ならではの窮屈な感じが混ざったのか、私の声や存在自体が不快に思われているような態度をされるようになったんです。

 

「なんかすごい変な声だよね」「絶対にぶりっこしてるよね」と、私の悪口が増えていき、しまいには「男に色目使ってるよね」ともヒソヒソ言われるようになって。

 

そのうち、クラスの中でハブられて、村八分みたいな状況になりました。

 

── 村八分のようになったんですか?

 

吉木さん:はい。私は疎外感が急に強まり、2学期に入ってからは学校に行くのがつらくて仕方なくて…保健室に登校するようになったんです。学校のスクールカウンセラーにも何回か話を聞いてもらったのですが、ご飯がどんどん食べられなくなり、体がガリガリになるまで痩せていきました。体力的にも精神的にも消耗してしまって。そんな私に対しても悪口がおさまることはなく、体育の時間にみんなでストレッチしていると、私に聞こえるように「ガイコツみたい」って言っていた子もいましたね。

 

あるとき、あまり器用なタイプじゃない母が一生懸命編み込みをしてくれたことがあったんです。後ろ髪も編み込みが取れないようにワックスを使ってまとめてくれていたのですが、「髪のうしろ、固めすぎじゃない?ガチガチなんだけど」って、女の子たちからケラケラ笑われたことも。自分のことだけじゃなくて、母まで笑われたみたいですごく悲しかったです。

 

それに、「あの子が悪口言ってたよ」って、誰がどんな陰口を言っていたかを全部教えてくれる子もいて(苦笑)。卒業するくらいまでずっとそんな状況が続きました。