幸せな日々が続くと思っていた新婚生活。いざ始まってみると家事分担、家族計画、上辺の会話で喧嘩もできない ── 分かり合えないことだらけ。私だって働いてキャリアを積みたいのに…このまま彼の人生の一部で終わっていいの?

 

作者のふるりさんが、結婚当初に実際に体験した1年間の別居生活を漫画にしました。

 

「ここは私の家じゃない」そう感じるほどに息苦しく、幸せを感じられなくなっていたというふるりさん。

 

作者が実際に経験したからこそ、ひとりで暮らしたい、夫婦ってなに?そんな悩みに共感できる、やりなおし夫婦の軌跡です。

 

悩んだ末に家を出ることを決意したみちこ。夫のたつやは意外にもすんなりとその思いを受け入れ、1年間という期限つきでの別居生活がスタートしたのでした。

 

たつやが「戻ってきてほしい」と伝えましたが、みちこはまだ気持ちをわかってもらえていないと感じ納得いかない表情に。このままではダメだと気づいたたつやは、放置していた家事をし始め、いつもどんな気持ちで過ごしていたんだろう…と、みちこの気持ちに寄り添い始めました。

 

別居後初めて、二人で住んでいた部屋に遊びにきたみちこは料理をするたつやの姿に喜び、復縁を前向きに考えていると伝えました。しかしそれを聞いたたつやのまさかの発言に状況は一変してしまいました。

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別居で気づいた自分の勝手さ「妻が家事をすることが支え合いだと思っていた」

 

同僚が家事分担の話を聞き、たつやは自分が働きみちこが家事をすることが支え合いだと思っていたことを反省しました。そして働く女性への理解がない男性同僚と自分が同じだったことにも気づきました。

 

復縁したいと強く思うたつやですが、そのころ、みちこは離婚届けを手にしていました。


作/ふるり