2018.06.29

ママの悩み「子どもの言葉が遅い…」そのとき、子どもの中では何が起こってる?

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子どもの発達は本当に個人差が大きいものですが、中でも、言葉が話せるようになる時期や、どんな風に話しはじめるのかは特に差が大きく、子どもの数だけバリエーションがあると言っても過言ではないと思います。

「上の子は1歳代から話せていたけど、下の子はもうすぐ3歳なのにぜんぜん…」

「保育園のお迎えのとき、クラスの子がどんどんお話し始めてるのを聞くと焦る~!」

など、つい比較してしまいやすい部分だけに、悩んでしまうママも多いのが特徴。

実は、幼児が言葉を話すようになるまでのプロセスには、「思考」「行動」「コミュニケーション」の3つの要素があり、これらがともに発達してバランスがとれたとき、言葉での会話ができるようになると言われています。

今回は、それぞれの要素がどういう仕組みで成長するのかを分かりやすく解説していきます。

 

「思考」|見聞きしたことを理解して言葉に変換する力


まだまったく話せない赤ちゃんでも、「パパはどこかな?」と聞くとキョロキョロして探したり、「ゾウさんのぬいぐるみを取ってきて」と頼むとハイハイで持ってきてくれたりすることがありますよね。

これらは、まだ言葉は口から出てこなくも、脳内では少しずつ言葉の意味が分かってきていている証拠です。

ただ、単語の数や使い方は膨大なので、赤ちゃんや幼児が日常生活に必要な言葉を理解して使いこなせるまでには長い時間がかかります。

 

アメリカで、家庭で親が赤ちゃんにどのくらい話しかけているかを調査した研究の結果、「一日にほとんど赤ちゃんに話しかけない家庭と、よく話しかける家庭では、約670語~12000語と大きな差がある」ということが分かりました。そして、その後、子どもたちが2歳になったときの追跡調査では、よく話しかけられた子どもの方が言葉の数や会話能力が高いということが報告されています。

保育園に通っている場合、もちろん保育士さんたちも話かけてくれますが、やはり家でも、パパやママが「まだ意味が分からないだろう」と思わずまめに話しかけてあげることが必要ですね。

高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。