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家の中をスッキリと片付けるための方法として、近年注目を集めているのが「断捨離」です。自身の持ち物と向き合い、本当の意味で「無駄な物」を手放すことで、気持ち的にも楽になった!と感じる方も少なくありません。 とはいえ、「とにかく捨てる」と言われても、「まず何から始めれば良いの?」「捨ててしまって本当に後悔しない?」などと、戸惑いを感じる方も多いのではないでしょうか。 断捨離が気になっているものの、コツがつかめず実践できない……!なんてお悩みを抱えるあなたのため、断捨離を習慣化するための5つのルールを紹介します。

 

■まずは捨てやすい物からでOK

断捨離が気になっているものの、なかなかスタートできない……なんて語る方は、実は少なくありません。「所有する」ということが安心感につながっている場合、「捨てる」という選択をすることは、決して簡単ではないのですね。 このような場合には、まず「自分にとって捨てやすい物」を見つけることから始めてみましょう。たとえば、グチャグチャになった紙袋は、使い道も限られています。「いざというときのため」と所有する理由を語る方もいますが、本当に必要であれば、100円均一でも購入可能です。 何が捨てやすいのかは、人それぞれで異なります。自分にとっては何が捨てやすいのか、まずはじっくりと考えてみてください。

 

■「1日に1個」手放そう

断捨離を習慣化するためには、「捨てることで心地よい生活が手に入る」と実感できることが大切です。とはいえ、すぐにこうした実感を得るのは難しいもの。だからこそ、オススメなのは「1日に1個手放す」と決める方法です。 手放す物は、なんでも構いません。大物も小物も1個は1個です。気分が乗らない、時間がない……なんてときには、「お財布の中に溜まっていたレシート1枚」でもOKです。 このような生活スタイルを習慣にすることで、「今の生活の中で、何を手放せるだろうか」と、自然に思考する習慣が身につくでしょう。 「捨てることで心地よい生活が手に入る!」という実感が得られるようになると、これまで手が付けられなかったような「大物」にも、徐々に目が向くようになります。断捨離体質が、ごく自然に身についていくのですね。