「小学生の塾通い」というフレーズを聞いたときに、「もしかしたら中学受験をするのかな?」なんてイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。しかし近年、受験目的ではないものの、小学生のうちから塾通いをスタートさせる子どもも増えてきています。

 

受験をしないのに、塾が必要なの?と思うママに向けて、早い時期から塾に通うことのメリットを紹介します。子どもの学習面に不安を感じたときには、ぜひ参考にしてみてください。

 

■塾に通うことで、学習の習慣づけができる


子どもの学力が問題になる場面といえば「受験」です。中学受験をしないのであれば、高校受験や大学受験が、非常に大きなポイントとなるでしょう。

 

小学生の子どもを育てるパパやママにとって、高校受験や大学受験は、はるか未来のことのように思えるかもしれません。しかし受験前に自分でしっかりと勉強できるかどうかの下地は、小学生の時期にすでに決まっていると言っても過言ではないのです。

 

将来の学力を高めるため、小学生の時期に何よりも重要だと言われているのが「学習の習慣づけ」です。日常生活の中に、どれだけ勉強がなじんでいるかどうかが、大きなポイントになります。

 

これまでの人生の中で、成績が良い人から「特別なことは何もしていない」と言われた経験はありませんか?謙遜のようにも感じられますが、これは嘘偽りのない事実でもあるのでしょう。彼ら・彼女らにとっては、「(当たり前の勉強をしているだけで)特別なことは何もしていない」のです。

 

小学生の時期であれば、子どもはまだまだ素直で、その生活リズムを周囲が形作ることも難しくはありません。この時期から塾通いをすることで、「塾での学習+宿題」が、日々の当たり前の習慣として、身についていく可能性の高いと言えます。