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ゴールデンウイークをはじめとする長期の連休や行楽シーズン、年末年始などの場合、高速道路を利用して移動する人も多いですよね。


そこで問題となるのが渋滞です。高速道路が渋滞してしまうと、せっかくの高速の意味がなくなってしまいますし、一般道と違って、混雑しているからと横道に入ることもできません。


そんな高速道路の渋滞を、どうしたら回避できるのかについてご紹介しましょう。

 

■左車線を走行しよう

高速道路では1車線の場所もありますが、複数の車線がある場合、早く目的地に着きたくて追い越し車線を走ろうとする人が多いのでは?


しかし、渋滞している時は、追い越し車線の方が早く進むということはありません。このような場合は、むしろ左車線が意外と早く進むと言われていわれ、実際にテレビ番組の特集で検証されています。


左車線というと、どうしても遅い車が走っているといったイメージがあるのではないでしょうか。


左車線のほうが進みが速い理由としては、渋滞を回避するために高速道路を降りる車が多いという点です。車が少なくなった車線はその分流れますから、高速道路を降りることができる左車線が有利ということなのです。 少しでも早く行こうとして流れている車線に車線変更をする車が多いのですが、運が良ければうまく流れる車線を利用できるのですが、運が悪いと逆効果になってしまうのです。


その結果、目的地への到着時間にはそれほど違いがないというのがほとんどです。それなら車線変更を繰り返すより、同じ車線を走行しているほうが楽ですよね。


また、左車線であれば、高速を降りる時も簡単ですし、サービスエリアに立ち寄るのも便利です。

 

■カーナビの渋滞情報を活用しよう

最近の車はほとんどがカーナビゲーションシステムがついていますよね。目的地までの案内や地図情報だけでなく、渋滞の情報も表示できます。その渋滞情報を活用すれば、渋滞につかまってしまう前に対処することができます。


あらかじめ渋滞しているエリアがわかっているのであれば、その直前のインターチェンジで高速道路を降りて、一般道を走るという選択が可能になります。


一般道であれば、渋滞しても回避の方法はいくらでもあるのですが、高速道路の場合はそうはいきません。渋滞に付き合うしかないのです。 渋滞のエリアがわかっていれば、そのエリアだけ一般道を走行し、渋滞のなくなるタイミングで高速道路にのれば良いので、情報はとても有効になります。


カーナビゲーションがついていなくても、スマートフォンやタブレットがあれば代用が可能です。マップ関連のアプリであれば、ナビゲーションの機能が付いていますし、渋滞情報を表示させる機能があります。


ただし、これらの渋滞情報は完全なリアルタイムではなく、若干遅れた情報となるので、その点に関しては注意しておいたほうがよさそうです。