幸せな日々が続くと思っていた新婚生活。いざ始まってみると家事分担、家族計画、上辺の会話で喧嘩もできない ── 分かり合えないことだらけ。私だって働いてキャリアを積みたいのに…このまま彼の人生の一部で終わっていいの?

 

悩んだ末に家を出ることを決意したみちこ。着々とその準備を進め、とうとう別居を切り出しました。夫のたつやはそれをすんなり受け入れ、1年間という期限つきでの別居生活がスタートしたのでした。

 

月に一回は会って話すことにしている二人。いざ会って話をすると、久しぶりの感覚に楽しさを覚えたみちこでしたが、たつやは自身のことは多く語らず、相変わらず何を思っているのかはわからないままでした。そんななか、次はみちこがひとりで暮らす部屋で会うことに。

 

ひとりで暮らしたい。夫婦ってなに?そんな悩みに共感できる、作者が実際に経験したやりなおし夫婦の軌跡を綴ります。

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第24話 別居中の妻の久しぶりの手料理 帰宅した夫がひとり部屋で思うこと

「出て行った理由わかってる?」そう問いただされたたつやでしたが、「悪かった」としか返せず、みちこは納得いかない表情に。帰ってきてほしい、なんとかしないと、そう思っているのに、みちこには何を伝えればいいのかわからず、立ち尽くしてしまいました。


作/ふるり