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作った人の気持ちを考えて、食べ物はなるべく無駄にしたくないもの。しかし家庭から“不要な食べ物”が出てしまう場合もあります。もし旦那さんがいつも余分に食べ物を買ってきたら、どう対処すれば良いのでしょうか。

何回注意しても旦那さんのムダな買い物が止まらないとき


今年3月に、「いらないと言っているのに食べ物を買ってくる夫」という話題に注目が集まっていました。とある奥さんは、旦那さんに買い物をお願いすると“頼んでいない食べ物”を毎回買ってくるためお悩み中。かなりの頻度でスイーツなどを買ってくるため、食べきれずに捨ててしまうことも多いといいます。

 

旦那さんにはやめてもらうように話をしており、出かける直前も「本当にいらないから買ってこないでほしい」と伝えたのですが、効果なし。旦那さんは買い物から帰ってきてから、「冷蔵庫見た? シュークリームあるよ」と言ってきます。奥さんは「私を喜ばせる行動なのはわかるのですが、嫌だと伝えても繰り返すので参っています」と心境を告白。最後に「私の夫は何がしたいのでしょうか? どうやったらやめてくれるのでしょうか?」と意見を求めました。

 

この疑問にネット上からは、「うちの夫も同じです。いつもちょこっと何か買ってきたり、いらないと言ってもシュークリームを買ってきたり…」「うちの旦那も、食べ物ではないですが同じようなことをします。何年も前に『いいね』と言ったことが永久に有効で、上書き不可になっているのかも」「うちの夫も毎回スイーツ買ってくる。心の中で生産者にお詫びしながら捨ててます…」といった共感の声が続出中。

 

また「“奥さんを喜ばせるために”というより、“自分が食べたいもの”を買ってくるのではないのですか?」「旦那さんは『遠慮してるんだな』って思ってる可能性があるかもね」「旦那さんのお母さんかお父さんが、そういうタイプだったのかも。旦那さんの中ではプラスで何か買ってくるのが当然になってる可能性もあります」と、旦那さんの行動を分析する声も多く上がっていました。

必要ない食べ物を買う夫への対処法


今回のお悩みに具体的なアドバイスを送る人も多く、「食べきれなかった物リストを書きましょう。その横に金額も書いておけば、いかに勿体無いか伝わると思います」「メールか手紙でお願いしてみてはどうでしょうか。本当に困っている切実な気持ちを、丁寧にかつはっきりとお願いすれば伝わるかもしれません」といった声も。

 

さらに、「食べ物を捨てるのは心が痛むけど、どうせ捨ててしまうなら目の前でゴミ箱に捨てる瞬間を見せた方が良いと思います…」「要らないモノは『自分で処理してね』と言って、一切触らなければいいのです。賞味期限が1日過ぎたら『捨てるなら捨てて』と言って、本人に捨てさせる。食べ物は大切にしないといけないけど、荒治療しないと今後も食べ物を捨て続けることになるよ」などの声も上がっています。

 

旦那さんにとっては善意であれば、その行為自体を否定したくはないもの。とはいえ、フードロスなどの問題が起きているのであれば、言葉以外の形できちんと認識してもらう必要があるのかもしれません。

食品ロスを起こさない“ローリングストック法”


農林水産省や環境省が発表した“食品ロス”の量は、日本国内だけで年間646万トン。家庭からは289万トンの食品が廃棄されています。食品ロスを国民1人当たりに換算すると、“お茶腕約1杯分の食べもの”が毎日捨てられている計算に。資源の有効活用や環境負荷への配慮から、各家庭で食品ロスを減らす取り組みに注目が集まっています。

 

消費庁は、食品ロスを出さない食品備蓄の方法として“ローリングストック法”を紹介していました。この方法は“備える→食べる→買い足す”を繰り返して、食品を貯蔵していくというもの。ポイントは日常生活の中で“消費しながら備蓄する”こと。ストックしておいた古い食品から使い、使った分を補充することで食料品の量と鮮度を保つことができます。

 

食品ロスはヨーロッパでも大きな問題になっており、率先してロスを減らす取り組みを実施中。企業が食品ロス問題に取り組むケースもありますが、まずは1人ひとりの意識を変えないといけないのかもしれませんね。

 

文/牧野聡子