仕事に取り組む姿勢を見せる!

“誰が雑用をやるのか”は会社によって違うものの、社員ではなく“社長”が雑用をおこなうケースもある模様。実際にパナソニックの創業者である松下幸之助さんやローソンの竹増貞信社長は、自身で“トイレ掃除”をしていたことが知られています。

 

管理職などの立場でも雑用を引き受けている人は一定数いるよう。理由を見ていくと「どんなに簡単な業務でも責任を持ってきちんとやってもらうために、お手本として普段から頑張ってる」「ゴミ出しとかトイレ掃除といった“めんどうに感じる雑用”を自分がやることで、仕事に取り組む姿勢を部下や後輩たちに見せてあげたい」といった声が寄せられています。なかには「私が雑用を始めて以降、部下たちの士気が上がったし慕われるようにもなった」とのエピソードも。上の人が雑用を率先しておこなう行為には、侮れない効果があるかもしれません。

 

雑用をやらない先輩に不満を感じているだけでは何の解決にもなりません。職場の状況を配慮しながら、自分なりの解決策を見つけていきたいですね。

 

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文/内田裕子