“働きにくさ”は認識のズレが原因!?

新入社員と古株社員の間には確執が生まれやすいようですが、新人に“働きにくさ”が生まれてしまうのは何が原因なのでしょうか?

 

古株社員と一緒に働くことで“働きにくさ”を感じる人からは、「仕事に対する考え方が一致しない」「働き方の認識にズレが生じてる」といった主張が上がっていました。

 

実際に若手とベテランの間には、どのような認識のズレがあるのか気になるところ。大正製薬株式会社は今年、若手社員とベテラン社員を対象にアンケート調査を実施しています。同調査では、両者の“働き方に対する認識のズレ”が明らかに。

 

“プロフェッショナルとして必要な条件”を尋ねたところ、両者に最も差があった回答は「残業が少ない」。若手は35%に対してベテランは22%でした。ちなみに“プロとして憧れる条件”も聞くと、「残業が少ない」という回答は若手が32%に対して、ベテランは16%という結果に。「残業をしない」ことへの評価に関しては、両者で特に違いがあると言えそうです。

 

「働きにくい」という声が目立つ「古株社員が多い職場」。ベテラン社員の雰囲気に飲まれてコミュニケーションをあきらめるのではなく、“働きやすさ”につながるアクションを起こしていきたいものですね。

 

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文/河井奈津

参照/大正製薬株式会社「『働き方』に関する調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000050417.html