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客が少ないことがアピールに!?バズる企業の自虐風PRに学ぶ仕事術

仕事

2019.02.19

20190218supeinmura01毎日のように新しい話題がフィーチャーされるネットの世界。この記事では、SNSや検索サイトで注目を集めているワードをチェックしていきます。意外なトレンドが見えてくるかも!?

 

「志摩スペイン村」の自虐風PRが話題


今年2月にSNS上で、「志摩スペイン村が自虐している!」と話題に。Yahoo! JAPANの検索急上昇ワードで「志摩スペイン村 自虐」が浮上していました。

 

「志摩スペイン村」の公式サイト内には「学生スキ放題パーク!」というページがあるのですが、これ自体が“好き”と“空き”をかけた自虐。どうやら現在同テーマパークは“空き放題”なので、“好き放題”に遊べるそうです。

 

さらにページ内には「混雑していないからこそ他施設より2000%遊びたい放題楽しめる」「全28機種のアトラクションを好きな時間に好きなだけ乗り回せる」「インスタ映えするスポットがたくさん! 人が少ないから人の映り込みナシ!」「ライバルが少ないから目立ち放題」「キャラともスペイン人ともお近づきになり放題」「どこぞの施設ではありえない2shotも撮り放題!」といった文言が。空いているからこそ実現できる様々な楽しみ方を提案していました。

 

これにSNSなどでは「スペイン村攻めてるなぁ」「客が来ないことをPR材料にするのは発想の転換!」「スペイン村がこんなことになっているとは…」と話題に。また「確かに修学旅行で行ったけど貸し切り状態だったな」「結構前からガラ空きだったのに今も存続しているのがすごい」「おれが子どもの頃から『いつか潰れる』って言われ続けてた」との声も寄せられています。

 

思わぬ“バズり”に公式も感謝


自虐風PRが功を奏したのか、「志摩スペイン村」はTwitterのトレンドにもランクイン。これに「志摩スペイン村」公式サイトは、「志摩スペイン村愛に溢れるツイートをたくさんいただき、ありがとうございました。25thアニバーサリーの志摩スペイン村。たくさんの感謝とともにときめきハートビートな体験をお届けしてまいります! ありがとうございます」と感謝の言葉を掲載していました。

 

さらにアクセスが集中したのか、同サイトは一時繋がりにくい状況に。思わぬ大反響に、ファンからは「スペイン村がめっちゃバズってて嬉しい!」「注目されて客が増えて欲しいと思う反面、“スキスキ”を満喫できなくなりそうで複雑」「スペイン村に来る人はぜひ三重県も満喫していってくれ!」といった声が寄せられています。

 

自虐風PRは最近のトレンド?


最近は「志摩スペイン村」以外にも、自虐風PRで注目を集めているところが。例えばよく“まいかた市”と誤読されがちな大阪府枚方(ひらかた)市は、「マイカタちゃいます、枚方です。」というキャッチコピーを採用して話題に。市の公式サイトにアクセスが殺到し、続編として「住んでくれるなら、マイカタでもいい。」とのキャッチコピーも作られました。

 

千葉県の「銚子電気鉄道株式会社(銚子電鉄)」は、「まずい棒」という商品を制作・販売。こちらは経営状況が“まずい”ことを自虐した商品で、公式サイトでは「電車運行存続のためスナック菓子『まずい棒』を買って下さい!! ぬれ煎餅に次ぐヒット商品を販売しないとまずいんです。まずいものをお客様に販売する訳にはいきませんので正直、美味しいです」と訴えています。ちなみに同商品が販売されたのは、2018年8月3日(破産の日)。「まずい棒」は6カ月で60万本以上を売り上げ、サイト上で「皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます」と感謝のコメントを掲載していました。

 

“人気がない”ことをアピールポイントにできる自虐風PRは、今後も様々な自治体や企業で採用されるかもしれません。

 

文/河井奈津

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