カメラ映りはノートパソコンの高さ調整で変わる

オンライン会議で気になるもうひとつのポイントは、カメラに映る顔ですね。最近はカメラをオフにしてミーティングをする人達も増えているようですが、やはり顔を見ながら話した方が意思の疎通がスムーズです。顔を見せるとなったら、相手に好印象を与える姿で映りたいですよね。

 

カメラ映りで大切なポイントは、ライティングとカメラ位置です。

 

ライティングは、すでに気になっている人も多いかと思います。部屋でパソコンに向かうと、照明が背後にあるため、顔が暗くなってしまいますね。窓を背にして机を置いていることも多く、顔に光が当たらないと表情まで暗く見えてしまいます。

 

ノートパソコンなど、パソコンの位置を動かせる人は、窓の光が顔に射す場所に移動してもいいでしょう。パソコンを動かせない人は、ライトで顔を照らします。

 

ライトは、スマホで使うクリップ型の自撮りライトや、デスク用のライトで十分です。ただ、カメラの正面に置くと、目に光が当たって長時間使用すると目がつらいので、斜めから照らすようにします。

 

また、自撮り用のスタンド型ライトも販売されています。こちらだと、好きな位置に立てることができ、高さも調整できるのでもっとも顔映りが良くなります。ライトの色も蛍光灯や白熱灯風に変えることができる製品もあるので、探してみてください。

 

そして、カメラ位置も重要です。ノートパソコンのカメラを使うと、どうしても下から煽るようになり、顎のたるみが気になるだけでなく、偉そうに見えてしまいます。そこで、ノートパソコンを台の上に置き、カメラの位置が目の高さあたりにくるようにしましょう。机上に置くノートパソコン台も販売されていますが、本や箱などの上に載せるだけでもOKです。アルミ製のキッチン用ラックも便利だとの声もありますよ。

 

デスクトップパソコンの場合は、Webカメラを設置して使うことが多いでしょう。この際はディスプレイの上などに設置することになります。良い位置にならない場合はスマホ用アームスタンドなどを使うと、角度や位置を動かせるようになります。

 

高さが決まったら、自分のサイズも配慮しましょう。あまり近づきすぎると、相手に圧迫感を与えるかもしれません。肩の下まで入る、バストショットぐらいの距離がちょうどいいでしょう。