Excelの入力を早く終わらせたい人には、「Tab」キーと「Ctrl」キーがおすすめ!


 

 

Excelで表を作る場合、「Enter」でタテにしか進めないと思われていないでしょうか? 「Tab」キーを使って横に進み、下の行に進みたい時には「Enter」を押すと行頭に戻ります。そして、いちばん上の行に戻りたい時は「Ctrl+↑」、いちばん下の行に進みたい時には「Ctrl+↓」です。行頭に戻りたい時には「Ctrl+←」、行末に進みたい時には「Ctrl+→」で瞬間移動が可能です。全範囲を選択したい場合は、「Shift+Ctrl+矢印キー」で、「Shift+矢印キー」だけならば、1行(1列)ずつ範囲を選択することが可能です。


いつも使うキーボードの特徴を理解して、ミスしやすい場所を把握しよう


キーボードで早く作業を進められるようになると、キーボードの配置によってミスする場所が決まってきます。ナンバーロックキー(NumLock)とバックスペースキー(BackSpace)が隣にあって、文字を削除したいのにテンキーを動かなくしていたり、右削除(Delete)したいのにInsert(上書き)ボタンを連打していたり…。キーボードの特徴を理解することで、ミスを減らすようにすることも、効率化には有効な手段です。 この20年間で大きく変化し続けているインターネットやパソコン、携帯、スマホ…。とはいえ、実はこのキーボードの機能だけは、この20年間、ほとんど変わることがありません。 知っているだけで得した気分になる、このショートカット機能…。あまり目立つ知識ではありませんが、マウスを持つ回数が減るだけで、入力速度が上がり、仕事の効率アップになることでしょう。「パソコンに自信がない」という人も、これを機にキーボードの裏ワザをマスターしてみてはいかがでしょうか。

ライター/佐藤仁美