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室温28度だと作業効率が低下!?会社の冷房設定は何度が最適?

仕事

2019.07.13


暑い職場での仕事って大変ですよね。特に1日中社内で過ごす場合、“快適な温度”を求める人は多いはず。今まで冷房時の室温は政府の定めた“28度”が一般的でしたが、今回姫路市では「室内温度を25度にする」と発表しています。

 

室温28度は作業効率が落ちる!?


地球温暖化対策を目的とした省エネ運動“クールビズ”。環境省は今年も5月1日~9月30日をクールビズ期間と定め、「冷房時の室温28度を目安」にするよう提唱しています。

 

しかし兵庫県姫路市の市庁舎内では、室温設定を例年より3度下げた「25度」に変更。そのきっかけとなったのが、大阪市立大学大学院の梶本修身特任教授による研究データでした。梶本教授は、“室温が25度から28度に上がると、作業効率も低下する”と分析。これに影響を受けた姫路市長は“人が快適に働ける温度”を見つめ直し、7月16日~8月30日までの間で試行する予定です。

 

環境省の28度設定に反する発表となりましたが、市長は“労働の効率向上を最大の狙いとしているため、省エネに逆行する考えではない”と話していました。

 

多数決で社内温度を決定!?


室内温度を25度にしようとする姫路市の動きに対して、ネット上では賛成の声が続出。「28度だと暑くて仕事に集中できないから、良い試みだと思う」「職場には人が多いし、パソコンもたくさんあって毎日熱気がすごい。だけど25度なら快適に過ごせる気がする」「周りを気にして『温度を下げてほしい』って言い出しにくいから、元々その設定温度だと助かるな」などの声が寄せられています。

 

一方で25度に反対する意見も多く上がっており、「寒がりだから28度のままで十分」「女性にとって25度は寒く感じる人も多いし、やりすぎじゃない?」「基本デスクワークで、ずっと社内にいるから25度だと寒くなりそう」といった声が。

 

設定温度が決まっていない会社もあるようで、「社内温度が日によって違うので困る。寒い日は着込んだり、暑い日はミニ扇風機とかで対策してる」「私の会社では毎回多数決で温度設定が決められてます。極端に寒い日もあるので、ブランケットは必需品」「上司が『暑い』と言えばエアコンの設定温度が下がるし、『寒い』と言えば上がる。毎回、上司の体感温度に合わせて温度調節されるので大迷惑」などの声も見られました。人によって感じる温度は違うため、設定温度を決めるのは難しい問題かもしれませんね。

 

設定温度「27度以下」の会社多数!


「28度は暑い!」といった意見が上がっていましたが、実際に職場で働く人たちは何度の設定で過ごしているのでしょうか? 以前、ダイキン工業株式会社は「夏場のオフィスエアコンの設定温度に関する実態調査」を実施。

 

まず「あなたの職場・オフィスにおける夏場(6月~9月)のエアコン設定温度は何度ですか?」と質問しました。「27度以下」に設定している職場は64.8%と、過半数以上を占める結果に。一方で28度設定のオフィスは19.8%にとどまっています。クールビズの定着で「28度設定」が広く知られていますが、実践する職場は約2割ほどでした。

 

そこで「28度設定のオフィス」で働く人たちに“設定温度が快適か”をたずねると、47.2%の男性が「不快(17.0%)」「どちらかというと不快(30.2%)」と回答。女性も「不快(10.9%)」「どちらかというと不快(37.0%)」と答えており、合計で47.9%が不快に感じています。

 

暑さを気にして仕事の効率が落ちないよう、うまく対策していきたいものですね。

 

文/牧野聡子

 

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