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車の窃盗は人ごとじゃない!? 最新の犯罪「リレーアタック」から愛車を守れ

仕事

2019.03.03

20190219rireatakku01毎日のように新しい話題がフィーチャーされるネットの世界。この記事では、SNSや検索サイトで注目を集めているワードをチェックしていきます。意外なトレンドが見えてくるかも!?

 

「リレーアタック」って一体なに?


今年2月放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、最近世界で問題視されている「リレーアタック」が取り上げられました。聞き馴染みのない言葉にSNSなどでは、「リレーアタックってなんだ?」「真っ先に思い浮かんだのが運動会」「バレーボールの新しい戦術かな?」との声が。どうやら「リレーアタック」とは、新しい窃盗の手口のようです。

 

番組ではイギリス警察が公開した「リレーアタック」の動画を紹介しているのですが、この中には2人組の窃盗団が登場。1人はターゲットの車に近寄り、もう1人は持ち主の家の前に行きました。家の前の男が玄関に何やら装置を掲げると、次の瞬間車のドアが開錠。車の横で待機していた男が乗り込み、あっという間に持ち去ってしまいます。

 

この動画で行われていた窃盗手法が「リレーアタック」で、犯行時間はわずか数秒。海外だけでなく、日本でも被害が拡大しているようです。これは近年普及している“スマートロック”の特性を利用した犯罪で、まず車の近くの犯人が特殊な機材で“リクエスト信号”を増幅。これを扉の前の犯人がアンテナのような装置で中継し、家の中にあるスマートキーへリクエスト信号を届けます。するとスマートキーは車が近くにあると判断し、応答の電波を出して車を開錠。複数の犯人が電波を中継して犯行に及ぶので、「リレーアタック」という名前がつけられました。

 

犯行時間が短いだけでなく、防犯ブザーも鳴らない「リレーアタック」。新たなハイテク犯罪に、視聴者からは「犯行時間が早すぎて就寝中にやられたら絶対気づけないでしょ」「うちもスマートキーだから『リレーアタック』怖すぎる」「これ対策とかできるの? 防犯カメラつけるとか?」「こんなん盗まれ放題じゃん……」といった声が上がっています。

 

「リレーアタック」の対処方法とは?


『スッキリ』では「リレーアタック」の対策方法も紹介されていました。まず1つ目は、スマートキーを金属の缶に入れるという方法。キーから出る電波を遮断することで、「リレーアタック」を防げるといいます。2つ目は「専用ポーチ」に入れるというもので、「リレーアタック」を防止するポーチが販売されているとのこと。こちらも缶に入れる方法と同じで、電波を遮断して窃盗を防ぎます。3つ目はキーの電源OFFで、スマートキーの中には機能のON・OFFが可能なものも。一番すぐに実践できるのは「缶に入れる」方法かもしれませんが、しっかりと電波を遮断できているかテストしてから実行しましょう。

 

番組で紹介された方法に、SNSなどでは「さっそく鍵を缶に入れて外出するようにした」「専用ポーチは買っておきたいな」「まず缶をさがすところから始めないと」「いちいちしまうのは面倒くさいけど仕方ない」との声が。番組を見てすぐに対策を始める人が続出しました。

 

しかし一方で、「この方法で対策ができたとしても、スマートキーの良さを殺してない?」「いちいち鍵を出し入れするなら普通のキーの方が便利そう」「対策を徹底すると便利なスマートキーが不便になっちゃうのは残念」といった指摘も。スマートキーは鍵をバックに入れながらドアノブに触れるだけで解錠できる機能ですが、電波を遮断した場合便利さが制限されてしまいます。

 

約8割の車は施錠した状態で盗まれている?


「リレーアタック」以外にも、自動車の盗難には様々な手口が。「埼玉県警察」の公式サイトによると、被害車両の85.8%は施錠してたにも関わらず盗まれています。例えば最近は“イモビライザー”というIDコードを照合してエンジンを始動させるシステムがありますが、イモビライザーの装置ごと交換して自動車を盗むケースも。1つの対策だけでなく、2重3重の防犯対策が必要そうです。

 

車のセキュリティーも進化していますが、それに比例してハイテク化していく車両窃盗。手口も対策も色々ですが、まずは“他人事ではない”と思うことが大事なのかもしれません。

 

文/河井奈津

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