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その名も“おせっカギ作戦”!香川県警が行う自転車の盗難防止策が話題

仕事

2018.11.12

20181106_bicycle_01治安の良い日本ですが、なぜか“傘”と“自転車”はよく盗まれます。相次ぐ盗難事件に対して、警察も色々な施策を展開中。中でも香川県警はとてもユニークな作戦を取っているよう。そのキーワードは「おせっかい」です。

 

香川県警の行う「おせっカギ作戦」とは?


香川県警によると、今年の8月末までに把握した自転車盗難の件数は719件。盗まれた自転車のうち75%は鍵がかかっていませんでした。県警は右肩上がりの盗難数に歯止めをかけるため、ある作戦を決行。名前は「おせっカギ作戦」で、“おせっかいに無施錠の自転車に鍵をかける”という内容です。具体的な手法を見てみましょう。

 

・警察官が不定期に高松市中心部の駐輪場8カ所をパトロール
・無施錠の自転車を発見したら、防犯登録シールをもとに持ち主に電話
・本人の了解を得たらダイヤル式のワイヤロックをかけ、番号を持ち主に伝える
・鍵はそのまま持ち主にプレゼント

 

一見すごく手間のかかる方法ですが、自転車保有率の高い香川県としては何とか盗難被害を減らしたいそう。この作戦に対してネット上では「若干やり過ぎな気はするけど、鍵をかけられたら面倒なので自分でかけることにする」「チャリパク防止にはこれくらいの大胆さが必要かも」と肯定派の意見も多く見られました。

 

“施錠を義務化”する自治体も登場


「おもいやりロック作戦」を実施しているのは宮崎県警。“おせっカギ”にやや似ていて、警察官が鍵のかかっていない自転車にU字ロックで施錠します。このロックには連絡先が書いてあり、持ち主は開錠依頼が必要に。連絡を受けた警察官が現場に駆け付け、ロック解除と施錠指導を行います。

 

足立区は昨年犯罪件数が都内最多となったことを背景として、今年1月に自転車への鍵かけを義務化。罰則はありませんが利用者の“施錠意識”を高める狙いがあり、足立区に続いて葛飾区も同様の義務化をスタートさせています。

 

“施錠の義務化”に対しては、「鍵かけてねっていつも言ってるのに、また旦那が自転車盗まれた。これからは警察がかけてくれるなら少しは安心かも」「何で被害者側に義務を強いるのかな。自転車窃盗の罰則重くしたほうが良くない?」「自転車は窃盗より、信号無視や“ながら運転”をまず取り締まった方がいい」など様々な意見が出ていました。

 

自転車が盗まれにくくなるロック方法とは


警視庁のサイトによると、昨年の都内での自転車盗難件数は40273件。自転車が盗まれると生活に支障が出る他、その自転車がひったくりなどの犯罪に使われることもあるそうです。

 

自転車盗難が発生しやすい場所は、“住宅の敷地内”が最も多く42.8%。続いて“道路上”“駐車場・駐輪場”となっています。また、盗まれた自転車のうち57.2%が“鍵をつけたまま”の状態。“自宅であれば大丈夫”という気のゆるみが危ないのかもしれませんね。

 

サイト内では、盗難対策についても紹介しています。“ツーロック以上の施錠”は、開錠に時間がかかるので盗みをためらう効果が見込めるそう。種類の違う鍵を組み合わせるとさらに効果がアップします。また、駐輪場等の構造物につなげる“地球ロック”は最も有効な方法だとか。ただし、路上で金網フェンスなどにつなぐことは禁止されています。

 

自転車の盗難対策を巡り、ネット上では「ちゃんと鍵かけてるけど、鍵を無くす問題が解決しない…」「駅近くのコンビニ、店側に停めると地球ロックできないしガードレール側に停めると撤去対象になるジレンマ」「買ったばかりだから絶対ツーロックする」といったコメントが上がっていました。

 

自転車はちょっとした移動に重宝する乗り物です。盗まれないことも大切ですが、立派な“軽車両”であることも忘れずに。正しく安全に乗ることを心がけていきたいですね。

 

文/長谷部ひとみ

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