手話通訳者の不足は労働環境?

手話通訳者の不足について、ネット上からは「体と頭を使う手話通訳は、本当に高度な技術だと思う。聴覚障がい者にとっては欠かせない仕事なんだから、もっと労働環境を良くしてあげて欲しいな」「手話通訳だけでは生活できないのであれば、専門的な勉強をする人が少なくなるのも当然。難しい試験に見合った待遇を受けられるように、社会が変わってほしいですね」といった声が続出。手話通訳者の人手不足は、環境に原因があるという意見が多くなっています。

 

とはいえ環境を変えても手話通訳者を養成するには時間が必要。そこで今注目されているのが、昨年1月に山本光学株式会社が発表したスマートグラス「Versatile(バーサタイル)」です。

 

同商品は作業現場でのコミュニケーションをスムーズにする目的で開発されたアイウェア。眼鏡のようにかけているだけで、周囲の会話をリアルタイムで文字化してグラスに表示してくれる機能を持っています。

 

同アイテムがあれば手話通訳などを経由せず、健常者と変わらないスピードで情報を得られるようになるかもしれません。手話通訳者に代わって、聴覚障がい者の手助けになってくれそうですね。