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スマホ映像を110番で共有!?「煽り運転対策にもなる」と瞬く間に話題

仕事

2019.10.31

スマートフォンには日々新しい機能が登場していますよね。最近注目を集めていたのは、110番通報の際にビデオ通話が行える機能でした。うまく説明できない非常事態でも、ビデオ通話なら状況が伝えやすいかも?

 

ビデオ通話で通報できる「Live110」


発表の直後、瞬く間に話題となったシステム「Live110」。同システムは110番の通報者が、警察にビデオ通話で現場の状況を伝えるというものです。

 

開発した株式会社ドーンが今年8月に発表した資料「映像通報システム『Live110(仮称)』の実証実験を兵庫県警察本部で開始」によると、利用イメージは警察が通報者にビデオ通話を依頼。通報者は映像中継用のウェブサイトにアクセスし、警察とのビデオ通話を開始するとのこと。

 

また同システムを利用するためには、特別なアプリのダウンロードは不要。110番通報の機会が少ない一般市民でも、簡単な操作で利用できるよう配慮されています。現在は実用化に向けて兵庫県警と実証実験を行ったりと、着々と準備が進んでいるよう。

 

ビデオ通話で通報するシステムに対し、ネット上では

「非常事態だと焦って説明できなくなる。これならカメラで現状を映すだけだし便利!」

「実際に通報したとき『ビデオ通話ができれば…』と思ってた。より現場を警察に把握してもらうためには、映像を見てもらうのが1番かも」

「あおり運転の通報にも役立ちそう。同乗者にあおり運転の様子を映してもらえれば、ドライブレコーダーを見せるより手っ取り早い」

といった声が寄せられていました。

 

スマホでできる防犯対策って何がある?


ちなみに「Live110」の開発会社は、通報者と消防指令センター間のビデオ通話を行うシステム「Live119」も開発中。

 

病気や災害の際にも、必要に応じてビデオ通話が可能です。こちらもLive110と同じく、ソフトやアプリのインストールは必要ありません。

 

スマートフォンを防犯対策に活用する人は多いようで、ネット上には

「私はGPSで子どもの居場所を確認してます。家にもアプリと連携した監視カメラを設置。スマホから家の様子が見れるなんて、すごい時代になりましたよね…」

「警視庁がリリースした『Digi Police』をスマホに入れてる。防犯ブザー機能もあるし、何かあったら使えそう」

といった声も上がっています。

 

119番通報の0.9%はいたずら…


では実際、年間何件の110番通報があるのでしょうか?

 

警察庁が公開した「令和元年 警察白書」によると、平成30年中の110番通報受理件数は約916万件。およそ3.4秒に1回、国民約14人に1人から通報を受理したことになるそう。

また携帯電話など移動電話の110番通報が73.5%を占め、過去最高値を記録しました。

 

110番通報の数だけでなく、119番通報の数も気になるところ。

総務省消防庁は公式ホームページ上で、「平成30年版 消防白書」を公開。平成29年中の119番通報数は844万2390件となっており、通報内容の内訳は「救急・救助に関する通報」が70.9%を占めています。

 

さらに詳しく内訳を見ると、「火災に関する通報」の割合は0.9%でした。「その他」が21.7%の一方で、「いたずら」も0.9%の割合でかけられているとのこと。割合で見るとわかりにくいですが、いたずらの通報件数だけで73192件にものぼっています。

 

毎年おびただしい件数の通報が寄せられているので、1件ごとのわかりやすさと情報量が増えれば便利なはず。ビデオ通話での110番が今後どのように活かされていくのか注目したいですね。

 

文/内田裕子

参照/警察庁「令和元年 警察白書」

総務省消防庁「平成30年版 消防白書」

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