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岐阜県で子連れの買い物も快適になる「支援マシーン」の実験スタート

仕事

2019.08.25

小さな子どもを連れての買い物は、店内を移動するだけでもひと苦労。しかも買い物をしているうちに荷物も増えていくので、余計に体力を奪われてしまいますよね。じつはそんなお悩みを一掃する“移動モビリティ”が、近い将来に導入されるかもしれません。

 

岐阜県のショッピングセンターに“買い物支援マシーン”登場?


今年7月に株式会社トヨタオートモールクリエイトは、買い物支援マシーン「ILY-Ai(アイリーエーアイ)」の実証実験開始を発表。実験はトヨタ自動車の子会社が運営するショッピングセンター「カラフルタウン岐阜」で実施され、7月20日~8月31日までの約1カ月半に渡って行われました。

 

そもそも「ILY-Ai」とは、トヨタ自動車系部品メーカー「アイシン精機」が開発中の店舗内特化型移動モビリティ。セグウェイとショッピングカートを足したような見た目で、サイズも通常のショッピングカートと同等の大きさです。

 

最大速度は安全面を考慮して、人が歩く速度と同じ“時速4km/h”に設定。ハンドルの前には買い物カゴを置けるスペースがあり、大きな荷物や子どもものせられます。もちろん親子で一緒に乗ることもできるほか、子ども専用ハンドルも設置。子どもを連れながら、快適な買い物が楽しめますよ。

 

「ILY-Ai」導入に「施設内での事故が心配」の声も


じつはこの「ILY-Ai」は、今年3月にもカラフルタウン岐阜に登場。一般客向けに試乗体験イベントを開催しています。2日間で延べ700名に体験してもらい、乗り心地や追加したい機能などについてアンケートを実施。試乗した人の感想をもとに改良を重ね、誕生したのが今回の「ILY-Ai」です。ちなみに子ども専用ハンドルも改良ポイントの1つ。

 

「ILY-Ai」については様々な反響が上がっており、ネット上には「ザ・近未来って感じ」「歩くのが大変なお年寄りにも喜ばれそうだね」「子どもってちょっと目を離したすきにどこか行っちゃうけど、これなら離れる心配がなくなるかも」「余計な体力を使わなくてすみそう」など様々な声が。

 

その一方では「あくまで乗り物だから施設内での事故が心配」「これを皆が使うってなると店内で交通渋滞が起きるんじゃ…」「すごく乗ってみたいけど商品棚にぶつかって商品破損、全額弁償っていう未来が見えた」「上の階に行きたいときは、また乗り換えなきゃいけないのかな? それはそれで面倒」といった不安の声も多く上がっていました。

 

親たちに買い物ストレスを与えている原因は…


快適な買い物を楽しめるよう開発された「ILY-Ai」。そもそも子ども連れでの買い物は、お父さん・お母さんにとってどのくらいの負担になっているのでしょうか。

 

2018年6月に株式会社NTTドコモは、全国の既婚男女1000名を対象にした「パパ・ママの買い物事情」を発表。独身時代と現在で「買い物」に対するイメージがどう変わったのか、アンケートを実施しました。

 

まず独身時代の買い物のイメージとしては、「楽しみなもの(65%)」「自分のためのもの(64%)」「ストレスを解消してくれるもの(51%)」などの回答が上位に。対して子どもができた現在では、「家族のためのもの(78%)」「生活のためのもの(73%)」「疲れるもの(48%)」「ストレスの原因になるもの(37%)」という回答が目立っています。

 

独身時代はポジティブな印象の強かった買い物ですが、出産後はむしろストレスの要因になってしまっているよう。そこで「子どもとの買い物でストレスに感じること」を尋ねてみたところ、上位には「洋服やインテリアなどの商品がゆっくり選べない(52%)」「子どもが店内をうろちょろする(51%)」「買い物に行くとお菓子などの不要なものをねだられる(47%)」がランクインしました。

 

「ILY-Ai」の普及によって、少しでも子ども連れでの買い物が楽になるといいですね。

 

文/河井奈津

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