農業とひきこもり支援は相性抜群!?


「かなり体を使う仕事だから、復帰第一弾の仕事としては辛くないかな?」との声も上がる一方で、「農業体験はひきこもりからの復帰にピッタリだと思う」という人も。

 

「体を動かしていけば、なんとなく気持ちも上がるよね。気分が落ちてる人には逆に合ってるのかも」「太陽をガンガン浴びてデカい声出してって、体育会系っぽいけど意外といいと思うよ」との意見もあがりました。

 

実際に、政府の取り組み以前から「農業×ひきこもり支援」の組み合わせはいくつも行われてきた模様。2013年から活動を続けているNPO法人「農スクール」の取り組みを見てみましょう。

 

同団体では、人手不足に悩む農業の現場と「働く機会が得られない」人を結びつけるために農業体験を実施中。プログラムとしては、まず体とメンタルの状況を整える「導入編」を3カ月行います。その後3カ月の「基礎編」で農業のスキルを学び、実際に就労への道を探っていく流れ。「週に1回、1日2時間のプログラム」が基本なので、かなり通いやすい時間設定ですね。最初は個人の作業が中心になるため、「人と話すのが苦手」という人でも問題なく通えそう。