会社に適した人材かどうかを正しく判断するには…

外注による人事採用は「RPO(Recruitment Process Outsourcing)」と呼ばれ、これまでにも複数の企業がサービスを展開しています。例えば株式会社ネオキャリアやアデコでは、最終面接・採用可否判定を除いた採用業務を代行。担当者の業務負荷の軽減や採用業務の効率化といったメリットに、大きな注目が集まっていました。

 

ネット上でもRPOには関心が寄せられていて、「採用担当がコア業務の一部に集中できるのはすごく効率的だと思う」「応募者のドタキャンで業務に穴が開くこともあるけど、代行ならそういった影響が最小限にとどめられる」といった反応が。やはり担当者の“負担減”というメリットを評価する人が圧倒的に多いようです。

 

ただ、好意的な意見だけでなく、サービス利用への不安が指摘されているのも事実。「人事採用まで外注すると、応募者から企業のレベルが低く見られるのでは?」「会社に適した人材かを正しく判断するには、正直最終面接だけでは不安」などのコメントが寄せられていました。